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ミス・ユニバース・ジャパン日本代表の中沢沙理さんが世界大会へ抱負

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 ミス・ユニバース・ジャパンの日本代表に選ばれた滋賀県代表の中沢沙理さん(22)=大津市=が8日、彦根市役所を表敬訪問した。
 中沢さんは昨年11月25日にマリアージュ彦根で開催された滋賀大会で優勝し、今年3月1日にホテル椿山荘東京で開かれた最終選考会で、約5000人の応募者の中から日本代表に選ばれた。滋賀代表が日本代表になるのは初めてだという。
 彦根市が滋賀大会の後援をしていたため市への訪問が実現した。大久保市長との対談の中で中沢さんは「多くの方からの応援で日本代表に選ばれた。今後も感謝することを忘れることなく、がんばっていきたい」と述べた。今夏の世界大会への出場に向けては「英語の勉強をしながら、一日一日を大切にして、進んでいきたい」と抱負を語っていた。
 中沢さんは18歳まで滋賀県で過ごし、現在は大学4年生で歯科の分野を学んだという。

北陸新幹線の敦賀以西ルートの「米原ルート」実現を目指し、彦根市が懸垂幕設置

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 北陸新幹線の敦賀以西ルートの「米原ルート」実現を目指し、彦根市は10日、市役所正面に懸垂幕(縦15㍍×横1・5㍍)=写真=を設置した。
 敦賀から大阪への延伸ルートについては米原ルートのほか、小浜ルート、小浜・京都ルートなどがあがっており、与党の検討委員会が5月末までに絞り込む予定。JR西日本が1月26日に小浜・京都ルートを提示し有力候補になったため、米原ルートを推す滋賀県や県内自治体が危機感を募らせている。
 市役所に設置された懸垂幕には「未来のために『北陸新幹線米原ルート』を実現しよう!」と書かれている。大久保市長は「米原ルートについて継続して検討されるよう、滋賀県などと共に働きかけたい」と話している。
 なお彦根商工会議所にも7日に同様の懸垂幕が設置された。

彦根市の人事異動「パワハラでは」、市は否定

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 滋賀彦根新聞が昨年4月5日付で掲載した投書「彦根の人事異動に苦言」に対して、彦根市の一職員と名乗る読者が市の人事課長とマスコミ各社、市議に「パワハラではないか」と指摘した投書を出した件について、北川元気議員が大久保市長らに真意を質した。
 本紙掲載の投書では、昨年の人事異動に関し文化財部の部長、次長、課長、課長補佐が総入れ替え(部長は早期退職)になったことにふれ、「市長の考える文化財部の将来像や、副市長の世界遺産登録の進め方に異を唱えたことが大きく影響しているようです」と解説。また一昨年4月に世界遺産の専門枠で採用された専門家が世界遺産準備室から文化財課に異動したことや、一昨年の人事異動でも世界遺産を担ってきた2人が兼務を外されている―とも指摘していた。
 その後、本紙の投書を受けて一職員と名乗る読者が今年1月に人事課長宛てに、2月末にマスコミ・市議宛てに投書を1通ずつ提出。人事課長宛ての投書では「(本紙への)投書内容は市長・副市長によるパワハラではないか」と指摘し調査を依頼した。またマスコミ・市議宛ての投書では「世界遺産に関してはゼロベースでスタートしたものの、未だにコンセプトすら明確にし得ないでいます。専門家から意見を聞く委員会も未開催、市民への啓発活動もほとんどなくなりました」などと批判していた。
 この問題に対して、一般質問で市は昨年4月下旬と今年1月5日に人事課宛てに投書があったことを明かし「パワハラと明記されていたことから、一応の情報とみなし、1月29日にハラスメント苦情処理委員会を開催。投書が匿名で伝聞形式、この人事異動が合理的に業務の必要性を鑑みて行われたことから、パワハラに該当しないと判断された」と述べた。
 大久保市長は「人事に関しては合理的に業務の必要性を根拠として行っている」、山根副市長は「苦情処理委員会の結論通り」と答えた。

石田三成発信プロジェクトのCM動画 全国放送のテレビ番組が取り上げ話題沸騰中

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 滋賀県が石田三成発信プロジェクトの一環で制作したCM動画=写真=をインターネットで公開したところ、全国放送のテレビ番組が取り上げるなど話題沸騰中だ。
 同プロジェクトでは三成の人物像と魅力を広く発信し、滋賀の認知度や好感度の向上を目指しており、CMは県広報課が電通に制作を依頼。「おそらく世界初!?武将本人を広告する動画」と銘打って、今月5日に同プロジェクトのホームページで発表した。
 昭和のローカルCM風の作りで、腕組みの男児が「武将なんてどれも同じでしょう?」と語ると、「武将といえば、三成~」と三成の肖像画がクローズアップ。エプロン姿の主婦が困り顔で「配下に寝首をかかれないか心配で」と話すと、「配下にするなら、三成~」と再び肖像画。さらに「イチ、ゴー、ロク、ゼロ、滋賀県生まれ」と三成が滋賀出身であることをアピール。続いて三成に扮した男性が「忠義心ナンバー1宣言」とPRすると、隣の秀吉役が「さすがー」と嬉しそう。「故人の感想です」との但し書きや「三献の茶」の宣伝場面も見られる。
 自治体の公式とは思えない奇をてらった独特の世界観に、ツイッター上では「石田三成と滋賀県がコラボして変なCM作っとる」「破壊力凄い」「腹筋崩壊する人続出」と話題に。ヤフーニュースのトップページも飾り、9日以降、TBSの「あさチャン」「新・情報7daysニュースキャスター」「サンデー・ジャポン」、日本テレビの「スッキリ」などが報じており、中には彦根市の花しょうぶ通り商店街を取材した番組もあった。17日にはフジテレビの「めざましテレビ」が紹介する予定で、以降も取材依頼があるという。
 県広報課は「これをきっかけに、三成や滋賀に興味を持ってもらえれば」と話している。なお、県ではさらに3本のCM動画を制作し、今月27日に第2弾を発表予定。

忍者姿変身とカロム玉並べでギネス記録挑戦へ、寺村邦子さん参加募集

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 ギネス記録の挑戦者として全国的に知られる寺村邦子さん(60)=彦根市尾末町=が、今度は4月17日正午~市立城西小学校体育館で2つの記録に挑む。
 1つ目はこれまでに2回挑戦したものの、失敗に終わった「忍者で世界一」。250人以上の参加者が黒外衣、黒帯、黒ズボン、目以外を隠す黒い頭巾、手の甲を覆う黒い布、黒い足袋姿で、武器を持って集合する。平成24年11月14日に二の丸駐車場で開催した1回目は服装の不十分な参加者が多く、翌年2月11日にひこね燦ぱれすで行った2回目は参加者不足で、いずれもギネス記録にはならなかった。
 2つ目はカロムの玉を1000個以上並べるという、ギネス界で初めての挑戦になる。忍者イベントの受付終了後に忍者姿のままでカロムを並べるという。忍者の衣装は貸し出ししている。
 寺村さんはこれまでに市内で13回のギネス記録に挑戦し9回成功。「現在は9勝4敗だけど、今回の2回のギネス挑戦を達成させて二けたに乗せたい。協力お願いします」と参加者を募っている。問い合わせは寺村さん☎090(5152)3918。
 ギネス挑戦を控え、平成19年3月に最初のギネス挑戦イベントをした彦根市の鳥居本駅舎で27日午後1時半~「ありがとうコンサート」が催される。東日本大震災時、岩手県石巻市で津波に流されて海に沈んだピアノが再生され、現在は寺村さん宅にある「復興ピアノ」を使ったコンサート。夕方まで。参加自由。
 寺村さんのピアノ教室に通う生徒やOB、保護者による「夢いっぱいピアノだ~いすきコンサート」が20、21日の両日、文化プラザエコーホールで開かれる。総勢約80人が出演し演奏を披露する。午前10時半~夕方。入場無料。入退場自由。

ホワイトアスパラガスの生産に薩摩町の福原勉さんが新技術で成功

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 昭和20年代から40年代にかけて、彦根市新海町など市南部で作られていたホワイトアスパラガスの生産に薩摩町の農家・福原勉さん(56)が成功。新海町の直売所「あすぱらだいす しんがい」や四番町ダイニングで販売している。
 市南部はかつて、ホワイトアスパラガスの一大生産地として知られ、最盛期には25㌶の敷地で「缶詰加工用」が生産されていた。海外産の大量輸入などの影響で姿を消していたが、市は今年度、特産品になる農作物の生産者に研究を委託する地域振興作物研究開発事業を実施。昨年7月18日に公募し、4件の応募から福原さんのホワイトアスパラガス復活プロジェクトを採択した。
 かつての生産法は露地で土をかぶせて光を遮る「土盛り」が主流だったが、労力がかかる、味が均一でなくなる、収穫量が少ないなどのマイナス面があるという理由から、福原さんはビニールハウスの中に遮光シートで更にハウスを作る「遮光栽培技術」を採用。
 約600平方㍍の敷地の半分のエリアで実証実験を行い、生産に成功した。「生食用」として3月から出荷されており、4月末まで販売される。福原さんは次年度も、残り半分の敷地を使って栽培を行う予定で「滋賀といえば、ホワイトアスパラガスと言われるように復活させたい。桜のシーズンに観光客に買ってもらえるようになれば」と話していた。

彦根城の梅が見ごろ

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 彦根城の梅が開花し始めており、11日に見ごろを迎えた。
 大手門入り口付近の約8000平方㍍には紅梅と白梅の計約400本が植えられている。
 梅林となっている場所は江戸時代には米蔵が建っていたが、明治時代に入って取り壊された。その後、昭和25年に彦根城が新日本観光地百選に選ばれたのを記念して、梅が植えられた。
 例年は3月下旬に見ごろを迎えるが、今年は暖冬の影響で開花が早まったとみられる。
 なおウェザーマップの予想によると、彦根の桜の開花時期は3月28日となっている。

彦根市役所本庁舎の耐震工事時の仮設庁舎、彦根駅東口建設案とは別に駅前の既存のテナントビル活用

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 彦根市役所本庁舎の耐震工事の期間中に使われる仮設庁舎について、これまでの彦根駅東口に建設する案とは別に、駅前の既存のビルを活用する案が浮上していることがわかった。
 これまで市は、駅東口の市有地約4500平方㍍に軽量鉄骨3階建て延べ床面積約4000平方㍍で仮設庁舎を建設する意向だった。しかし、建設費約3億3942万円とネットワーク整備費約2821万円(昨年6月議会時)かかることなどから、経費の削減や耐震工事の短縮などの利点から既存のビルを活用する案が出てきた。また市議会の中にも駅東口への仮設庁舎の新築に慎重姿勢を示す議員もいる。市と既存ビルの運営会社はすでに交渉を進めている模様だ。
 開会中の2月議会に提案されている平成28年度一般会計予算案には、増築分の実施設計委託や県有地の取得、書庫設置のための別館1階改修のほか、仮設庁舎への移動支援業務委託を含んだ本庁舎耐震化整備費(2億4834万円)が盛り込まれている。
 最近までの計画として市は、平成29年度(一部来年3月)から立体駐車場建設と仮設庁舎建設、移転先へのじゅう器設置を行い、来年9月から平成30年3月にかけて庁舎の補強と増築を行う予定としていた。しかし、仮設庁舎が既存のビルに入る場合は計画が早まる可能性も出てくる。

平和堂、一般家庭向けの電力の小売り事業を4月1日から開始

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 平和堂は15日、一般家庭向けの電力の小売り事業を4月1日から開始すると発表した。近畿地区に本社があるスーパーが電力の小売り事業を展開するのは初めてだという。
 平和堂は「平和の緑づくり」や「お買い物袋持参運動」、牛乳パック・トレイの店頭回収など環境保全活動を展開している。平和堂と提携し電力を提供する洸陽電気(神戸市)は地熱・水力・太陽光のクリーンエネルギーの開発に乗り出しており、両社は環境に配慮したエネルギーの推進という考え方で合致した。
 平和堂は電気の販売の代行契約を行う。契約の条件はHOPカードの会員、関西電力管内で従量電灯A相当・中部電力管内で従量電灯B相当の使用者、支払いが口座振替かクレジットカードの指定ができること。
 契約者には毎月の電気使用料に応じて1%のHOPカードポイントの付与の特典があり、来年3月31日までなら途中の解約金や事務手数料が不要。今月24日から平和堂のホームページでウェブ受付を始め、滋賀・京都・大阪・兵庫の計40店では4月1日から店頭受付を始める。中部電力管内でも4月下旬から受付を開始する。
 平和堂は滋賀県内での初年度の目標として、県内世帯の1割を占める約3万5000世帯での契約を目指すとしている。営業統括副本部長の夏原陽平氏は「再生可能エネルギーが増えていく動きに少しでも貢献できればと思い、電力の小売り事業を行うことにした」と話していた。
 問い合わせは24日以降に平和堂のホームページから。

夢京橋キャッスルロードのゆるキャラを城西小児童が考案、キャッスルンかキャペロンか、夢京橋あかり館で投票受け付け

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 夢京橋キャッスルロードのゆるキャラのデザイン=写真=を市立城西小学校の3年生が考案し、22日に発表した。名称も「キャッスルン」と「キャペロン」の2案を公表し、どちらが良いか夢京橋あかり館で25日から投票を受け付ける。
 3年生68人は総合的な学習の時間を利用し、1月21日に「こんなキャッスルロードになったらいいな」をテーマに活性化策の発表会を実施。児童の活性化策から、彦根夢京橋商店街振興組合との協議で「ゆるキャラプロジェクト」を進めることになり、児童が1作品ずつゆるキャラのデザインと名称を考案した。
 児童の代表13人による実行委員会では、デザインを合体させてゆるキャラを作り、名称を2案に絞った。ゆるキャラは、キャッスルロードの名物を冠に、彦根かるたの「キヤツスルロト」の札をネックレスに、石垣をズボンにしていることなどが特徴で、竹を支えに「キャッスルロードへようこそ」と書かれた旗を手に持ち、外国人向けに首には「Welcome」と記されている。
 名称はキャッスルンが「訪れる人がるんるんになる」、キャペロンが「名物の食べ物をペロリと食べてもらおう」との意図が込められている。児童代表からデザイン画を受け取った同組合の谷口典隆理事長は「素敵なキャラクターを考えて頂き、うれしい限り。キャッスルロードのことを大変よく勉強してもらったことがキャラクターをみればわかります」と話していた。
 名称の投票はあかり館で4月10日まで受付。どちらかを選択し、好きな方にシールを貼る。決定後はキャッスルロードのキャラクターとして活用される。

佐和山城本丸跡の発掘でかんぷなきまでに破壊された一端確認

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 彦根市教委文化財課は23日、佐和山城本丸跡の発掘調査の現場をマスコミに公開。彦根城築城のためにかんぷなきまでに破城された一端が明らかになった。27日午前に現地説明会がある。
 文化財課は佐和山城跡の国指定の史跡を目指し、平成23年度から佐和山城跡の発掘調査を実施しており、これまでに城下や西の丸を調査。今年度は破城された状況を確認するため、初めて本丸の石垣部分を発掘した。
 発掘により、石垣は上部(約幅1・5㍍×長さ6~7㍍)と下部(幅約1・5㍍×長さ約3・8㍍)の2段構造だったことが判明。また▽石垣の裏込め部分とみられる大量の石▽本丸跡の直下で削られた岩盤▽石垣を崩した後に本丸部分にあった土砂を使って石垣があった部分を埋めた形跡―が確認された。土砂の堆積状況は最も深い部分で約2・8㍍にも達しており、徹底的に破城する意図があったとみられる。
 滋賀県立大学人間文化学部の中井均教授は「九州・四国地方で寛永時代の城割りで徹底的に破壊された事例はあるが、関西で、しかも慶長・元和年間でこれほど徹底した事例はない」とした上で「彦根城築城で石材などが運び出された後、それまでの象徴だった佐和山城が崩され、政権が豊臣(石田)から徳川(井伊)に代わった見せしめだったのであろう」とコメントしている。
 現地説明会は午前10時~正午に本丸跡で順次行われる。雨天決行。山登りのできる服装で。問い合わせは文化財課☎(26)5833。

彦根城に花見ぼんぼり設置、旧木俣家屋敷前の桜開花4月1日から彦根城桜まつり

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 彦根城の内堀沿いに花見ぼんぼりが設置された24日、旧木俣家屋敷前の桜(ソメイヨシノ)が開花した=写真。4月1日からは彦根城桜まつりが始まる。
 城内の桜の開花は暖冬の影響で例年よりも早い。桜まつりは毎年、花見のシーズンに開催されており、玄宮園前から大手門橋、京橋一帯で夜間(午後6時~同9時)に桜がライトアップされる。20日までの予定だが、桜の開花状況によって変更される。
 24日に設置されたぼんぼりは、高さ約2・8㍍の20本が表門橋から金亀児童公園前まで設置。高さ60㌢の10本が金亀児童公園の桜の木につるされた。桜まつり期間中に点灯する。

埋め立てごみの中山投棄場が中継基地のみで三重県の業者に処理委託、一般廃棄物含め処理場の建設課題に

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 彦根市内と犬上郡3町内で回収された埋め立てごみの最終処分場の中山投棄場が4月1日から埋め立てされなくなり、三重県の民間業者に処理が委託される。また、彦根市清掃センター(野瀬町)に代わる新しいごみ施設の建設候補地も選定中で、一般廃棄物と埋め立てごみの両処分場の選定が彦愛犬地域での課題となっている。
 中山投棄場は地元の自治会などの同意を経て平成10年度に供用を開始。1市3町の埋め立てごみの最終処分場として機能してきたが、その埋め立て処分の事業計画が今月末までとなっている。
 今月25日に完成した中継基地については、開設による交通安全対策や公害防止・環境保全に関する協定の見直しなどを行った上で、24日に地元と合意した。中継基地の使用期間は今年4月1日から平成33年3月31日までの5年間。4月以降、民間業者の三重中央開発(三重県伊賀市)に処分が委託される。
 彦根市清掃センターは昭和52年に建設。老朽化に伴って、彦根愛知犬上広域行政組合が平成22年から事業主体となって新施設の候補地を検討してきたが、決まっていない。同センターでは彦根市内のごみが処理されているが、新施設では犬上3町と愛荘町のごみも処理されるため、同組合では昨年10月から1市4町で4~5㌶の土地が確保できる地域の自治会長や土地所有者を対象に新施設の建設候補地を募集している。
 新施設を受け入れた自治会には3億円を限度にした地域振興策が行われる。同組合によると、すでに1件の応募があり、7月29日まで受け付けている。今月25日には豊郷町の豊栄のさとで建設候補地選定委員会の9回目の会議があり、5月14日午後7時~豊栄のさとで3回目の説明会、5月26日に岐阜県可児市のささゆりクリーンパークの施設見学会がある。
 建設候補地は平成28年度中に選定委員会が決め、それに基づき、最終的に1市4町の首長による管理者会が決定する。問い合わせは同組合☎(35)0015。

千本桜プロジェクト4月から開始 桜の苗寄贈と植樹の団体募集

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 桜の苗木などを購入・寄贈する企業・団体と植樹・管理する地域住民・団体を募集する「千本桜プロジェクト」が4月から始まる。3日午後1時半~四番町ダイニングでオープニングイベントが行われる。
 桜の植樹を通して人との新たなつながりを作ることで、まちづくりへの意識を高めてもらおうと彦根市が企画した。
 企業や団体が苗木を個別で購入し、寄贈された団体らが植樹し世話をする取り組みで、寄贈品は桜以外の花や肥料でも可。ほかの地域との交流を目的にしているため、居住区内でのやり取りは不可で、別の団体への寄贈が条件になる。植樹場所は彦根城以外で。
 オープニングイベントでは城西小5年生の「城山の豊かな自然を伝えよう」の活動発表や意見交換会などがあり、主催団体や運営方針を決める。参加自由。問い合わせは市生活環境課☎(30)6116。

重要文化財、馬屋の保存修理が完了し4月1日から公開再開

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 彦根城内の重要文化財、馬屋の保存修理が完了し=写真、4月1日から公開される。
 馬屋は江戸時代中期の元禄年間(1688~1704)に建設。佐和口門の内側から西へ延び、南へ折れ曲がる構造で、現存部分は延べ約62㍍に及び、内部には21の馬房(馬の部屋)がある。元々は現在の売店あたりの約20㍍先まであったとされるが、明治時代初めの廃城令の際に壊された。城内に馬屋が残っているのは全国で彦根城のみ。
 昭和43年の解体修理後、屋根のこけら葺きが腐食し、漆喰壁がはがれるなどの損傷が目立っていたため、彦根市は国や県の補助を受けて平成26年7月15日から保存修理をしていた。総事業費は1億4085万円(半額が国の補助)。
 公開時間は午前8時半~午後5時。入場無料。年中無休。

日高敏隆さん著書と妻・喜久子さん挿絵展「KiKiの環世界」カフェ・ギャラリー寺子屋で

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 滋賀県立大学の初代学長で動物行動学者の故・日高敏隆さん(享年79)の著書と妻・喜久子さん(74)=京都市=の挿絵展「KiKiの環世界」が、10日まで彦根市の花しょうぶ通り商店街のカフェ・ギャラリー寺子屋で開かれている。
 柴田いづみ・県立大学名誉教授が喜久子さんの作品にひかれ、同ギャラリーでの展示会を企画。日高さんの著書のうち、「犬のことば」「ネコたちとめぐる世界」「動物たちはぼくの先生」など10冊以上と、それらの本に喜久子さんが鉛筆などで描いた動物や昆虫の絵の原画約60点を展示している。
 「KiKi」は喜久子さんが日高さんから「きき」と呼ばれていたため、ペンネームとして使用。喜久子さんは「夫の文章を読んでから、それに合った絵を描いた作品を集めました。ご縁に感謝しています」と話していた。土日には同ギャラリーに滞在する予定。開館は午前11時~午後5時。入場無料。問い合わせは同ギャラリー☎(22)1601。

40歳代向け拡大のニューバージョンのコツコツ続ける金亀(根気)体操+(プラス)誕生

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 介護予防を目的に彦根市が広めている「コツコツ続ける金亀(根気)体操」(以下、金亀体操)のニューバージョンが完成。3月30日に彦根市保健・医療複合施設くすのきセンター(八坂町)で、ひこにゃんと一緒に運動指導員70人が披露した。
 骨・関節・筋肉などが弱くなって介護の危険性が高くなった状態・ロコモティブシンドローム(ロコモ)予防と健康寿命を延ばすことを目的に、市は作業療法士と理学療法士の監修のもと、平成23年度に考案した金亀体操を広める活動を展開。今年1月末時点で65のグループが実施している。
 ニューバージョンは40~50歳代も実施でき、認知症予防や口の健康にもつながるという体操で、市は「コツコツ続ける金亀(根気)体操+(プラス)」と題した動画も制作。40歳代向けに従来よりも有酸素運動をレベルアップさせた「金亀体操+1~からだスッキリ編~」、認知機能の向上に役立つ運動とされるコグニサイズを取り入れた「金亀体操+2 ~脳にも+編~」、顔の表情筋を鍛える体操や舌体操など「金亀体操+3 ~お口の体操で笑顔満開編~」を紹介。ひこにゃんや甲冑隊らが彦根城天守前などで体操している様子が収められている。
 これまでの金亀体操は高齢者向けで、市の講習を受けた運動指導員がリーダーとして各地域で活動してきたが、ニューバージョンは年齢の幅を40歳代まで広げ、さらに講習を受けずに誰でも気軽に金亀体操ができるのが特徴。市医療福祉課では「40歳~50歳代が多く占める企業の朝礼の際などで活用してほしい」としている。
 動画は市のホームページに近くアップされるほか、新品のDVDを医療福祉推進課に持参すれば、録画したDVDが無料で受け取れる。問い合わせは同課☎(24)0828。

滋賀大学の新学長・位田隆一氏「攻めの姿勢で発展させたい」

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 今月1日付けで滋賀大学の学長に就任した位田隆一氏(68)が4日、彦根キャンパスで記者会見を行い、「攻めの姿勢で発展させたい」と述べた。
 所信表明の中で位田学長は「きらきら輝く滋賀大学へ」をキャッチフレーズに掲げ「先生方のコンセンサス(総意)を得ながら滋大を発展させていきたい」と抱負。来年度、彦根キャンパスに新設が予定されているデータサイエンス学部については「色んな情報が世の中にあるが、データをうまく見つけて活用できる人はあまり育成されていない」とし「データのプロを育てて、我が国のこれまでの弱点を克服したい」と話し、現在の経済学部の90人分と教育学部の10人の計100人分の定員を振り分ける意向を示した。
 また「教職大学院を設置する」ことを明かし「滋賀県を中心とする学校教育・経営におけるプロ中のプロを育てたい」と語った。位田学長の専門が国際法のため、グローバル化にもふれ「海外連携の拡大、英語環境の充実、異文化理解教育の拡充、国際共同研究の推進、教職員の在外研究で、全学的グローバル化を進める」とした。
 位田学長は京都大学法学部卒。京大教授、京大大学院教授、外務省外務事務官、日本学術会議会員などを歴任し、平成24年4月から滋賀大学監事(非常勤)などを務めていた。任期は4年間。

彦根市がPR動画撮影で無人飛行機ドローンの運用開始

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 彦根市は1日から、市のPR動画を撮影するため、無人飛行機「ドローン」の運用を開始した。自治体がPR動画のためにドローンを導入するのは県内初だという。
 市は1日付けで秘書政策課内にシティプロモーション室を設置。運営にあたり、同課の市職員2人が2月末から荒神山や松原など飛行禁止区域外で、操縦に必要な10時間以上の練習をしてきた。
 ドローンは中国のDJI社製。重さ1・28㌔、高さ約20㌢、幅約60㌢で、最大上昇速度が秒速5㍍、最大下降速度が秒速3㍍で、約15分間飛ばせるという。1台一式で約20万円。
 1日朝には大手前保存用地で最初の撮影を実施。飛行禁止区域だが、事前に国土交通省の許可を得た上で、彦根城の撮影を行った。撮影した動画はユーチューブで配信しており、市のホームページからも閲覧できる。今後は観光向けのPR映像を撮影するほか、災害時の現場や遺跡の発掘調査地などでも活用する。

西澤廣子さん初の画集発刊、記念の個展ビバシティホールで

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 彦根市本町1丁目の画家・西澤廣子さん(88)が初の画集を発刊した。記念の個展を9日からビバシティホールで開く。
 西澤さんは滋賀師範学校(現・滋賀大学教育学部)卒業後、彦根市内の小学校の教員を38年間務め、退職後、著名画家に師事するなど水彩画の本格的な創作活動に入った。以降、滋賀県美術展特選や関西水彩画展入賞などを受賞。現在は関西水彩画会常任委員、彦根みずえの会代表、青湖会会長などを務めている。
 画家で滋賀県美術協会の山尾才理事長の勧めに応じる形で画集を刊行することになり、数々の作品から96点を厳選し一冊にまとめた。「彦根城桜満開」「新緑の頃(玄宮園)」「秋色彦根城」「雪の芹川」など季節ごとの彦根の風景のほか、「伊吹山桜の頃」「多賀の里」「長浜港」「冬の余呉湖」「浜大津船着場」「マキノ雪景」「淡路島岩屋港にて」「信州の秋」など県内外の作品もまとめられている。
 各作品には描いた年代や作品を説明した文章も掲載。西澤さんは「自分史が残り、発刊して良かったと思っている」と話していた。500部発行。問い合わせは西澤さん☎(22)6880。
 西澤さんの画集の刊行に合わせた水彩画展がビバシティホールで開かれる。
 6号から100号の作品70点を展示する。画集に掲載された作品も並べられる。会場で画集の販売も。開館は午前10時~午後6時、最終11日のみ午後4時まで。
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