同社は平成23年秋に石寺町の田んぼに描かれた「ひこにゃんアート」の時に刈られた米のうち、日本晴を使って琵琶の神龍を製造。みずかがみは同25年秋に近江米としてデビューし、同法人でも同26年から生産している。
同社はみずかがみを使った酒作りを今年から挑戦。同法人が所有する水田41万3420平方㍍のうち、みずかがみを栽培している4万4868平方㍍分の一部の米を活用することにした。
20日はみずかがみの水田を管理する石寺町の西川昭三さん(68)らがコンバインを運転し米を収穫していた。西川さんは「米のできは悪くないと思う。ぜひ、おいしいお酒を造ってほしい」と話していた。
多賀の監査役・中川信子さん(57)は「地元のお米で造るお酒に、ぜひご期待ください」と語っていた。みずかがみを使った琵琶の神龍は今年の11月中に発売される。