さまざまなワークショップに親子で挑戦する「ひこねワクドキッズフェスタ」が、19日から21日まで文化プラザで行われた。
夏休みの思い出にしてもらおうと文化プラザが初めて企画し、絵をガラスに貼る「グラスデコ」や、紙とはさみで昆虫などを作る「かみわざ」、ドリンクホルダー作りなど計6つの教室を行った。
20日に行われた「かみわざ」では野路井邦充さん(62)=馬場1=を講師に、午前と午後に計30人の児童が体験。野路井さんが事前に切り取り線を入れた赤、緑、青、ピンクなどの色紙を使って、昆虫や動物、妖精、恐竜など24種類の中から選んで製作した。
児童たちははさみを使って、慎重な手つきで切った後、折り込んで形に仕上げた。ティラノサウルスを作った旭森小6年の百田智哉君(12)は「細かい所を切るのが難しかったけれど、楽しかった。夏休みの思い出になりました」と話していた。
また、この日は前日に行われた「グラスデコ」に参加した子どもたちがグランドホール1階の窓ガラスにグラスデコを貼る作業もした。児童たちは講師の画家・尾碕潤さん(38)=大阪府高槻市=の指導で貼り付けたり、ガラス用のクレヨンで花などを描いたりしていた。約1カ月間、展示される。