佐和山小の6年生99人は2学期の総合的な学習の時間で「佐和山城」について学んだ。昨年秋には佐和山探索と市教委文化財課の職員を招いての講座などを行い、昨年末までに児童1人ずつがA3用紙に新聞としてまとめた。
新聞の名称は「石田三成新聞」や「佐和山歴史新聞」などさまざまで、佐和山城跡の歴史、遺構、自然や三成の人物像、側近武将について、写真や絵と一緒に記事を掲載している。
治部少丸に22点、あかり館に23点を展示しているほか、残りはマンションなど佐和山学区の建物内に掲示されている。3月末まで。
6年1組の担任の西嶋昭司教諭は「昔は佐和山城があり、石田三成がいたということが感じられる新聞になっていると思います。子どもたちの思いがこもった新聞を多くの人に見てほしい」と話している。