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Channel:     滋賀彦根新聞
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彦根城フェス閉幕 流鏑馬 甲冑祭 フラッシュモブ

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 彦根城フェスの一環で先月29日、ひこね甲冑祭が開かれ、西軍と東軍に分かれた甲冑姿の武者や子どもたちが大手門橋の上で綱引きをして対戦した。また30日には大手前保存用地で彦根城フェスのフィナーレイベントとして流鏑馬(やぶさめ)が開催された。
 甲冑祭は四番町スクエアを本陣として、花しょうぶ通り、夢京橋キャッスルロード、辻番所の各陣であり、甲冑姿の武者約50人が参加して、じゃんけん大会やスタンプラリーが開催された。
 綱引きには東西29人ずつが参加し、四番町スクエアで出陣式を行った後、大手門へ練り歩き、いしだみつにゃんやひこどんら東西のゆるキャラたちが応援する中で3本勝負を行い、2勝1敗で西軍が勝利した。
 まち行く人が突然踊り出すフラッシュモブには4歳~58歳の31人が参加し、四番町スクエアで2回、披露した。
 流鏑馬には、彦根市の親善都市・栃木県佐野市で毎年8月にあるさの秀郷まつりで流鏑馬を披露している倭式騎馬会(東京都)のメンバー約50人が馬7頭と一緒に来彦。
 滋賀県護国神社で安全祈願が行われた後、彦根鉄砲隊の隊員、佐野市のキャラ・さのまる、ひこにゃんらが会場まで武者行列。大手前保存用地には砂で約180㍍の馬場が設けられ、あやい笠に直垂(ひたたれ)、むかばき、いぐつなどを身につけた同会の男女たちが馬を走らせて、3地点に設けられた的を弓で射抜いた。同会メンバー最年少の都立千歳丘高校2年生の鈴木千久馬君(17)は「初めて訪れた彦根城の中でできたのは夢のようだった」と話していた。
 会場では的が打ち抜かれる度に大きな歓声が沸き起こっていて、市内から訪れた松山時央君(9)は「的にバーンと当たるのがとても迫力あった」と語っていた。流鏑馬の後には乗馬体験もあり、子どもたちが楽しんでいた。

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