彦根、南彦根、河瀬の各駅から1㌔以内の停留所までを100円で運行する取り組みが10月1日から期間限定で始まる。
公共交通の利用促進を目的に湖東圏域公共交通活性化協議会で提案があり、湖国バスが運行する。「ちょっとそこまで買い物などに行きたい」「駅を降りたら雨が降っていた」「荷物が多くなって困った」などという時に利用できる。
対象の範囲は、彦根駅なら西口方面の彦根郵便局やフレスポ彦根など、南彦根駅なら印刷局やパナソニック前など、河瀬駅なら亀山郵便局前や北河瀬エリアなど。例えば、彦根駅からフレスポ彦根までの所用時間は、徒歩なら約25分かかるが、バスだと約5分だという。
運行しているバスのうち、彦根駅発と南彦根駅発には、ひこにゃんがラッピングされた車両も1台ずつある。路線やダイヤは既定のもの。料金は中学生以上100円、小学生50円、幼児以下無料だが、1㌔を超えると通常の運賃になる。来年3月31日までの運行だが、市交通対策課は「定着度を見て、来年度以降の継続も検討したい」としている。
ビバシティ彦根1階で28日午後1時半~交通安全フェアが開催。南彦根ベルロード線で昨年10月23日から運行しているひこにゃんのラッピングバスが展示されるほか、ラッピングバスのペーパークラフト作りも行われる。イベントはほかに白バイ乗車体験、滋賀大オーケストラ演奏会なども。