滋賀県立河瀬中学・高校の吹奏楽部が5月4日午後2時~文化プラザで開く定期演奏会に向けて、最後の追い込みに入っている。
同部は県内トップレベルの腕前で、今年1月14日の県アンサンブルコンテスト金管八重奏では県代表の2校に入り、2月11日のアンサンブル関西支部大会では銅賞に輝いた。
毎年この時期に定期演奏会を開催しており、19回目の今年は「風を継ぐ」をテーマに設定。新入部員18人を除く中学2年生から高校3年生の計134人が木管、金管、打楽器の計9パートに分かれて参加する。
第1部では「アルメニアン・ダンスパート1」や「大いなる約束の大地~チンギス・ハーン」「バレエ音楽『中国の不思議な役人』より」などアジアの曲、第2部では中学生の演劇と高校生の演奏による「ピーターと狼」を行う。最後の第3部ではマーチングステージとしてオリンピックやサッカーワールドカップなどスポーツに関する曲を披露する。
定期演奏会に向けて昨年10月から練習しており、部長で3年生の塚本健太君(17)=彦根市大堀町=は「部員数が多く、年齢も幅広いが、互いに協力して一つのステージを作りあげていきたい。音楽を通して伝えていきたいことがある」と話していた。入場無料。当日会場へ。