彦根藩十三代藩主・井伊直弼公の茶道を体験する授業が1月28日に市立平田小学校で行われた。 平田小の6年生は総合的な学習の時間で直弼公について学んでおり、昨年末には湖東焼の茶碗作りを体験。この日は児童60人がクラスごとに分かれて参加し、直弼公の流派・一会流師範の川嶌順次郎さん(78)=小泉町=の指導を受けながら作法などを習った。
児童たちは、菓子の置き方や茶の点て方を習う班と、自作の茶碗に入れられた茶をいただく班に分かれ、一会流の茶道を体験した。
大西智基君(11)は「茶の点て方を学んだほか、集中力の大切さも知った。一期一会の精神について勉強になった」と話していた。