参院選の期日前投票が5日から始まった。市内2カ所の投票所のうち、彦根市役所1階には滋賀県立大学の学生が7日から投票立会人として入っている。
彦根市の投票率はどの選挙においても低いが、市選管では年代別に見て特に低い若者層向けの啓発の一環で大学生に協力を要請。選挙権がある20歳以上の県立大学の男子学生3人が、日曜日と投票日前日の20日に分かれて立会人として入ることになった。
市選管では「大学生に投票事務に入ってもらうことで、その情報が同じ若い世代に広まって、投票行動につなげることができれば」としている。参院選後、県大生の感想を聞いた上で、今後の選挙でも実施するかを検討するという。
なお期日前投票の市内での投票数は7日までの3日間で、市役所と稲枝支所合わせて621人。前回の516人よりは少し増えている。