台風21号の影響で外壁がはがれ落ちた彦根城天守の修復に貢献しようと、来年の「新成人のつどい」の実行委員会メンバーが10日、彦根城博物館前で募金活動をした。
実行委は新成人として社会に貢献する活動をしようと企画。この日は、実行委員7人のうち男性3人が井伊の赤備えの甲冑姿、女性4人が井伊直虎の衣装を身に着けて、募金箱を手に約3時間、博物館前や表門橋前で観光客らに支援を呼び掛けた。ひこにゃんも博物館前で一緒に募金を手伝い、この日だけで6万8031円集まった。
実行委員長の山田美和さん(20)=中藪2丁目=は「彦根城は彦根市民の誇り。私たちでできることは何かを考え、修復につながればと思い募金活動を企画しました」と話していた。
募金箱は来年1月5日までに市教委などの窓口に設置されている。