Quantcast
Channel:     滋賀彦根新聞
Viewing all 1894 articles
Browse latest View live

あじさいの家共同作業所で針供養祭

$
0
0
 彦根市平田町のあじさいの家共同作業所で6日、針供養祭が行われ、通所者や地域住民ら計約90人が参加した。
 同作業所では身体・知的・精神障害者が縫製などの作業をしており、開所した翌年の昭和57年から毎年この時期に、縫製の際に折れたり、曲がったりした針に感謝の気持ちを込めて供養するため祭を行っている。
 今年の供養祭では、運営するあじさい福祉会の野瀬ミヨ子理事長(79)が「今は家庭で針を使うことがほとんどなくなったが、日本の伝統行事として今後も供養祭を続けていきたい」とあいさつした後、平田町の光林寺の平野輝光住職が読経する中、参列者が一人ずつ紅白の10㌢四方のコンニャクに針を刺して、手を合わせていた。
 18歳から同作業所に通所している後藤真里香さん(30)は「作業所では座布団やカバンを作っており、供養祭では曲がっている針を刺しました」と話していた。

アレンジトースト専門店 モンデクール長浜店にオープン、一圓興産運営

$
0
0
 彦根市佐和町の一圓興産が運営するアレンジトースト専門店「伊吹山珈琲店」が10日、長浜駅直結型で同日オープンした平和堂・モンデクール長浜内に開店した。
 食パンの上に果物やチョコ、チーズなどの食材を乗せてトッピングした「日本で初めて」(同社調べ)のアレンジトースト=写真。食パンには、伊吹山山麓で育った乳牛の伊吹牛乳と、厳選した小麦粉から最良の部位のみを使ったという日本製粉製の「キャサリン」を使用。パン職人が低温でじっくり一晩熟成させる生地のため、ふわふわの食感が一口でわかるという。
 アレンジの種類は、自家製小倉&マーガリン、目玉焼き&ベーコンビッツ、いちご&ホワイトチョコ、モンブラン、ツナ&チーズなどで、各230円。ほかにトーストサンドイッチ、ランチタイムセットなども。コーヒー、紅茶、カフェラテなどドリンク各種。
 店舗からは伊吹山も見えるため、同社では「この時期だと、雪をかぶった伊吹山を眺めながら、トーストと一緒に熱いコーヒーをすするのも素敵」としている。営業時間は午前9時~午後8時半。無休。

三成タクシー運行開始へ、ドライバー認定試験

$
0
0
 彦根、長浜、米原の3市でつくる「びわ湖・近江路観光圏活性化協議会」は3月下旬から、石田三成ゆかりの地を巡る「三成タクシー」の運行を開始。9日にはドライバーの認定試験を行った。
 タクシーは彦根の居城・佐和山城跡や、長浜の三成出生地、秀吉と出会った米原市朝日の観音寺などをドライバーによる案内で巡る。JRの3駅を発着点とし、2時間程度の3コースを設定。料金は原則、各タクシー会社の時間制運賃(貸切料金)。三成をデザインしたラッピング車数台を採用する予定。
 同協議会は運行に携わるドライバーの育成を目的としたテキストの作成、50問3択の認定試験、研修などを実施。合格者には認定証を交付する。
 試験は彦根と長浜の2会場で行われ、ドライバー歴40年の樋口邦治さん(近江タクシー)は「私の知り得た知識で、観光客に喜んでもらえたら」と話していた。試験は11日も行われ、近江、長浜、渚、伊香交通から34人が受験する予定。合格者は21日にテキストの監修者で佐和山城研究会代表の田附清子さんと一緒にバスでの実地研修に参加する。

ひこにゃんへバレンタインのプレゼント

$
0
0
 バレンタインデーに合わせて、ひこにゃんへのプレゼントが16日までに239個届き、ひこにゃんは山積みのプレゼントを前に大喜びだった。今年は14日が土曜日だったため例年と比較できないが、初日としては最多だった昨年の305個から減少した。
 都道府県別では東京の42個を筆頭に、大阪37個、兵庫23個、滋賀18個(うち彦根10個)などと続き、海外からは昨年までドイツから届けていた女性が帰国したためなかった。プレゼントの中にはサンマ型のチョコやワイン型の金平(こんぺい)糖などがあり「ちゃんと歯を磨くんだよ」「太りすぎないでね」などのメッセージもあった。
 ひこにゃんファンクラブ会長の北村昌造さんは「海外からもプレゼントがもらえるよう、世界にもひこにゃんをアピールしていきたい」と話した。ホワイトデーに合わせての返事は平成24年から行っており、今年もひこにゃんのメッセージ付きポストカードを送る。
 なお年賀状は最終が1万3345通で、こちらも最多だった昨年の1万4303通から減った。

赤こんにゃく・赤兜蒟蒻を彦根の名産に、彦根で唯一の専門店「山中商会」

$
0
0
 赤こんにゃくと言えば、近江八幡市の名産品として知られるが、彦根市内でも赤こんにゃくを製造している会社がある。市内で唯一のこんにゃく専門店「山中商会」(芹橋2)だ。同社が開発した「赤兜蒟蒻(あかかぶとこんにゃく)」は湖東湖北の観光客の人気商品にもなっている。
 同社は戦後間もない昭和20年9月に本町1丁目に開業。以降、小売店やスーパーへの卸売りを中心にこんにゃくを製造・販売してきた。平成14年11月に現在の場所に移転した。彦根城築城400年祭が開催された平成19年のころから彦根の土産物作りを始め、3年後の同22年3月に井伊家の赤備えにちなみ「赤兜蒟蒻」を開発。ラベルには初代・井伊直政公の天衝型かぶとや井伊家の家紋を印刷している。
 原材料のこんにゃくいもは群馬県産を使用。すりつぶして製粉化し、練って固めるとこんにゃくができるが、同社ではいもの種類と量にこだわったため、他社のこんにゃくよりも、こしに強さと粘りがあるという。実際、市販されているこんにゃくの多くは寝かせて陳列されているが、同社製は立たせたままで置かれている。山田順彦(としひこ)社長(59)は「最強の赤い軍団・井伊家の赤備えにちなんで、最強の粘りとこしを備えた赤いこんにゃくにした」と話している。
 希望小売価格は320㌘のこんにゃく2個が田楽味噌付きで600円、昆布と一緒に味付けしてつけたこんにゃくが500円(いずれも税別)。湖東湖北の主なショッピングセンター、ホテル、土産物店、道の駅などで販売。
 山田社長は「彦根の土産物の代表格になるよう今後も努力するほか、市民の皆さんにも知ってもらいたいので、まずは食卓で食べてほしい」と語っていた。問い合わせは同社☎(22)1053。

4月19日告示26日投票の彦根市議選 候補者調整進む

$
0
0
 4月19日告示、26日投票の日程で予定されている彦根市議選は、立候補予定者の顔ぶれが出そろいつつある。
 市議の定数は24。現職のうち再選を狙う意向を示しているのが18人。宮田茂雄、渡辺史郎、杉本君江、徳永ひで子、前川春夫、野村郁雄の各氏が不出馬の予定。
 また出馬を表明またはほぼ確定しているのは新人が8人、元職が2人。ほかにも新人元職含めて数人の名前があがっており、最終的には30人前後の戦いになりそうだ。
 なお市議選の立候補予定者説明会が20日午後2時~アルプラザ彦根6階の大学サテライトプラザである。

民主党の中沢啓子・江畑弥八郎両県議も支援求める

$
0
0
 民主党滋賀県第2区総支部(支部長・田島一成衆院議員)の定期大会が15日、彦根勤労福祉会館であり、120人が参加。大会後には統一地方選必勝決起集会もあり、県議選と市議選への出馬予定者があいさつした。
 決起集会で田島氏は「県議選は定数の見直しで、どの選挙区も厳しい戦いになる。力強い支援をお願いしたい」と要請。彦犬地区から県議選に出馬する立候補予定者のあいさつは以下の通り。
 中沢啓子県議は「三日月知事と共に、より元気な滋賀になることを目指してがんばっていきたい」、江畑弥八郎県議は「共感できる地域社会をつくることができるよう命がけで選挙戦にのぞみたい」と述べた。集会後には参加者全員でがんばろうコールを行い、全員の勝利を誓った。

上野賢一郎氏「インフラ、観光に全力」、西村久子・細江正人両県議も支持求める

$
0
0
 滋賀2区選出の自民党の上野賢一郎衆院議員の立春の集いが14日、彦根ビューホテルで行われ、約350人が参加。15日には長浜ロイヤルホテルでもあり、約390人が来場した。
 上野氏は、イスラム国により2人の日本人が犠牲になったことにふれ「テロとの戦いは避けられない。日本の安全を守り続けていくには毅然とした姿勢を貫いていかなければならない」と、安全保障の体制を強化している現政権の姿勢に理解を求めた。
 地方再生については「自身のライフワークであり、地方が成長の原動力になっていくことが大事だ」と説明。平成36年に県内で開催される国体の主会場が彦根になることにふれた上で「この10年間で湖東湖北に約400億円が投資される。地産地消の考え方で、地方で使っていくことが大事」「また、この2年間で外国人の観光客が500万人増えており、ちょっとした工夫で湖東湖北にも外国人が訪れるはずだ」「そして、インフラ整備を進める絶好の機会でもあり、米原バイパスや外町の交差点など渋滞の緩和に全力で取り組みたい」と述べた。
 上野氏の集いには4月の統一地方選に出馬する自民党の市議や県議も参加。
 そのうち彦根選出の西村久子県議は「県政の多くの事柄が南へ傾いている中、彦根は名古屋に近く、北への視点も持ってもらいたい。上野議員や三日月知事の力で繋いでもらえれば、人や物の流れも変わるはずだ」と語った。
 細江正人県議は「湖東定住自立圏の彦愛犬1市4町は仕事を分担しながら広域で考えていく必要がある。国体は基盤を整備するチャンスであり、国と県、市町をつなぐ仕事を粛々としていきたい」と話した。
 犬上郡選出の大野和三郎県議は欠席した。

野菜が入場料 その場で調理し無料提供=ギブミーベジタブル、彦根のTakumi Apartmentで

$
0
0
 来場者が持ち寄った野菜を調理して音楽演奏の中で食事をするイベント「ギブミーベジタブル」が、24日午前11時~彦根市の七曲り通りにある「Takumi Apartment」(大橋町)で催される。
 入場料の代わりに持参した野菜をさまざまなジャンルの料理人がその場で調理をして無料で料理を提供。残った野菜が出演者やスタッフらの報酬になるというイベント。お金の役割と物の価値について考えて、交換することの楽しさを感じてもらおうと、全国各地で開かれている。
 彦根では7店舗の料理人が参加するほか、音楽の演奏やヨガ、ふなずし、古本、器、紅茶の出店もある。午後9時まで。

新修彦根市史第4巻通史編現代 5年遅れで発刊

$
0
0
 彦根市と執筆者が対立しさきごろ和解が成立した「新修彦根市史第4巻通史編現代」=写真=が19日に刊行された。これで新修彦根市史の全12巻がそろったことになる。
 市は昭和30年代に作られた彦根市史に替わる新修彦根市史の制作を平成6年度から開始。史料編5巻、通史編3巻、景観編、民俗編、便覧・年表を1巻ずつ発行し、残りの第4巻も平成22年3月に刊行する予定だった。市は「一面的」などとして一時は刊行中止を決定したが、昨年3月に市監査委員が刊行を求める勧告をしたため、市と執筆者側で調停が行われ、昨年11月末に翌年2月の発行で合意していた。
 第4巻では太平洋戦争終了後から平成21年3月までの彦根の政治・行政、経済・産業、生活、社会福祉、教育、社会運動、文化・観光などを、3つの章と25の節に分けて取り上げている。トピック的に取り上げたコラムのコーナーでは「日本一のアスパラガス」「三島由紀夫と人権争議」「初の女性市議会議員」「袋町遊郭の終焉」「紡績社員たちの稲刈り奉仕」「彦根港と松原の回転橋」「井伊文子と沖縄」「働く婦人の家からウィズへ」など23のテーマを紹介している。
 A5判の上製本、766ページ、発行部数1500部、1冊税込み5000円。市内書店や市の施設で販売しているほか、郵送も可。問い合わせは市教委歴史民俗資料室☎(27)3544。

彦根で結婚式を全国へ発信、彦根ウェディング協同組合結成

$
0
0
 多くの歴史遺産が残る彦根市内で結婚式を挙げてもらおうと、市内のブライダル専門店や旅館、神社、商店などが「彦根ウェディング協同組合」を設立。13日に設立総会を開いた。
 結婚適齢期世代の減少や結婚式の低予算化などに加え、彦根市内にはホテルや結婚式場が少ないため、市外で挙式を開くカップルが多いとされる。市内ではすでにウェディングナビ・コンソルテ(本町)などによる「彦根婚」が行われているが、市内でのオリジナルの結婚式を全国中により広めていこうと、同社を含めた市内の13団体が組合を結成することにした。地元での結婚式を目的にした組合は県内初だという。理事長は料亭旅館やす井の安井ちなみさん。
 同組合では、オリジナルプランの企画やブライダルフェアの開催、メディアを使った宣伝活動などを行う。発起人で同組合専務理事の嶋津幸一郎さん(37)は「市民の皆さんに改めて地元の良さを再認識してほしいと共に、ブライダルという新しい角度で彦根の観光振興に貢献できるようにしたい」と話している。

彦根市の平成27年度当初予算は過去最大規模一般会計393億円

$
0
0
 彦根市は23日、平成27年度当初予算案を発表。一般会計は前年度比2・2%増の393億円と過去最大になった。大久保市長が目指す「全国一の福祉モデル都市」に沿った形で、高齢者や障害者、子育て世代向けの福祉に重点を置いた。
 福祉の主な事業は、▽福祉バス運行(600万円)=社会福祉団体が先進地との交流や障害者の社会参加を促す訓練のために利用するバスの借り上げ費用補助▽はり・灸・マッサージ施術費給付(211万円)=要介護・要支援認定者の寝たきりの高齢者らに、はりなどをして回復・悪化予防を図る▽認知症あったかサポート(1013万円)=認知症をもつ本人や家族、市民らが集う「認知症HOTカフェde」や認知症早期気づきキャラバンなど▽放課後児童クラブ整備(1億0966万円)=旭森小と河瀬小の放課後児童クラブ専用棟の新設と高宮小の棟改築のための設計―など。
 平成27年度当初予算案のうち、一般会計はJR稲枝駅改築工事など土木費や給食センターの稼働に関する教育費、社会保障・税番号制度導入事業による総務費などの増加で、過去最大になった。
 一般会計の歳入は、自主財源の大半を占める市税のうち、所得環境などが改善していることから個人市民税が増加するほか、大手企業を中心に増益が見込まれることから法人市民税も増収したため、市税総額では前年度比0・1%増の165億9430万円に。国や県からの交付金など依存財源は、地方交付税の代替え的な臨時財政対策債の減により市債が減少するものの、投資的経費の増加による国庫支出金や地方交付税が増加したことから、全体では増える見込み。自主財源比率は前年度から0・5ポイント減の53・8%に。
 特別会計(6会計)は高齢化や医療費の増加に伴い給付費が増えていることから、国民健康保険事業と介護保険事業、後期高齢者医療事業の予算が増えたことで前年度比8・4%増の270億8592万円、企業会計(2会計)を含めた総合計は同2・7%増の822億8354万円と、過去2番目の規模だった。
 市債は、前年度より22・9%の大幅減となる28億0480万円の発行となり、特別・企業会計を含めた27年度末の残高見込み(臨時財政対策債を含む)では前年度より約20億円少ない、約1006億円になる見込み。
 基金は、総額で約16億4000円を取り崩す予定で、27年度の残高見込みは前年度より約15億円少ない81億円を予想。財政課は「基金がもつ本来の機能が発揮できなくなる」としている。
1万分の1に例えると
 平成27年度一般会計予算案の総額393億円を、1万分の1の年収393万円の家計に例えると次の通りになる(以下、単位はいずれも万円)。
 【収入】▽給料(市税、交付税など)=251▽補助金(国・県からの支出金)=88▽銀行からの借金(市債)=28▽定期預金の解約(繰入金)=15▽そのほか(財産収入など)=11。
 【支出】▽生活費(人件費、扶助費など)=258▽仕送り(繰出金)=58▽家の増改築など(投資的経費)=42▽ローンの返済(公債費)=34▽貯金(積立金)=1。

平成27年度予算の主な事業

$
0
0
 ◆ごみダイエットBOOK(17)=滋賀県立大学の公募型課題研究の成果の一つとして提出されたBOOKを作り、出前講座などで活用
 ◆使用済蛍光灯リサイクル(92)=埋め立てごみとして処分している家庭用の使用済み蛍光灯をリサイクルするための処分委託費
 ◆松原町大黒前の街路事業(720)=国体主会場になる彦根総合運動公園(仮称)へのアクセス道路としてや通学路の安全対策としての歩道を整備
 ◆都市景観形成(480)=国体主会場整備に向けて周辺の景観への調和検討を行うため滋賀県と共同で彦根城周辺の3Dデータを作成
 ◆旧井伊神社社殿の現状調査(540)=社殿を修理するための事前調査
 ◆(仮題)近現代の井伊直弼展(374)=井伊直弼公生誕200年祭の関連事業として開国記念館で行う
 ◆彦根城能関連(691)=200年祭で彦根城能や錦秋狂言の集いを開催
 ◆彦根城世界遺産登録の準備(879)=外国人研究者などの専門家を招いて指導・助言を受けることなど
 ◆稲枝東小グラウンド整備(1億1631)=雨水対策がされていないための整備
             (単位はいずれも万円)

植松楓さんNHKのど自慢チャンピオン大会出場へ28日全国放送

$
0
0
 NHKのど自慢の年間最優秀を決めるチャンピオン大会に、彦根市小泉町の主婦・植松楓さん(28)の出場が決定。28日午後7時半~全国で生放送される。
 植松さんは静岡県三島市出身。夫・昭人さん(47)の仕事の都合で平成25年4月に彦根に移住し、その年の12月に銀座町で開催されたのど自慢大会「第6回 HIKONE SONGS」で優勝し、翌年2月に文化プラザであったNHKのど自慢彦根大会に出場しチャンピオンになった。そして、NHKで昨年放送されたのど自慢大会のチャンピオンからテープ審査で選ばれた14組の中に入り、チャンピオン大会への出場も決定した。
 植松さんは幼少期から歌うのが好きで、小学生のころには一人でカラオケに行くこともあり、以降も歌や楽器演奏をしてきた。当日歌う曲は昨年ののど自慢彦根大会でも披露したSuperflyのタマシイレボリューション。
 植松さんは、将来的に歌手を目指しているといい「悔いの残らないよう自分の力を100%出して歌いたい。テレビの前で応援してください」と話していた。またHIKONESONGSの運営者の一人、若林信宏さん(56)=銀座町=は「彦根市民の誇りとしてすばらしいパフォーマンスを見せてくれると思う。是非、優勝してほしい」と語っている。
 当日の放送は東京都渋谷区のNHKホールで。ゲストは細川たかしさん、水樹奈々さん、水森かおりさん。14組からグランドチャンピオン1組、優秀賞2組が選ばれる。

街の駅・治部少丸オープンへ、花しょうぶ通り4軒目

$
0
0
 彦根市の花しょうぶ通り商店街に4軒目の街の駅「治部少丸(じぶしょうまる)」が完成=写真。3月1日午前10時~「開城式」がある。
 花しょうぶ通りでは同商店街振興組合などが商店街の活性化と空き店舗の有効活用を目的に戦国をテーマにしたまちづくりを進めており、これまでに「力石」「戦国丸」「逓信舎」の街の駅を設置。
 治部少丸は石田三成の官位・治部少輔から命名。戦国武将のテーマ館として旧とも栄履物店を改装する形で整備された。「戦国・三成」というコンセプトをより高めるため、三成と盟友・大谷吉継、家臣の島左近らに関するギャラリーとして、三成ゆかりの地の紹介パネルや手作りの甲冑などを展示する予定。
 1日はオープニングセレモニーとして、戦国甲冑寸劇、墨絵師・御歌頭(おかず)さんによる実演、ゆるキャラ登場、もちつきと振る舞いなどがある。なお事業費226万8000円のうち、県が半額補助し、残りの半分を市が補助した。

伊勢大神楽・渋谷章社中が城北小学校で舞と曲を披露

$
0
0
 彦根市立城北小学校で25日、伊勢大神楽の流派の一つ渋谷章社中(本部・大阪府高槻市)の芸の鑑賞会が開かれた。
 同校では音楽の授業で和楽器について学習しており、城北学区青少年育成協議会などが約600年前から続いているという伊勢大神楽を子どもたちに知ってもらおうと招いた。
 伊勢大神楽は伊勢神宮に参拝できない人たちのために、みこしのような長持(ながもち)と一緒に各地を訪れて、悪魔を退治して清める意味がある「舞」と大道芸のような放下(ほうか)芸の「曲」を披露するお使いの団体。
 城北小には渋谷章社中のメンバー9人が来校し、全校児童251人や保護者ら約20人が見守る中、獅子舞や天狗姿に変装したり、笛、太鼓などを演奏したりしながら10種類の舞と曲を披露。合間には放下芸師とチャリ師と呼ばれる役者が漫才のように掛け合いながら、子どもたちの笑いを誘っていた。児童の大澤舞美さん(12)は「獅子舞を初めて見ることができてうれしかった。これからももっと日本の伝統芸能を学びたい」と話していた。

ガラス造形作家・竹川久仁子さん彦根幼稚園で出前講座、ひこね市文化プラザ主催

$
0
0
 彦根市旭町のガラス造形作家・竹川久仁子さん(55)を招いた出前講座が市内の保育園と幼稚園計5園で行われた。文化プラザが子どもたちに物作りの楽しさを教えようと企画。園児たちは、立方体のアクリル製の透明ボックスに、砂などの研磨剤を吹き付けて曇りガラスのようになった各面に、ひこにゃんやアニメキャラ、花などをクレヨンや色鉛筆で描いた。
 24日に行われた本町の彦根幼稚園(高橋容子園長)では4、5歳の園児40人が進級記念と卒園記念として制作。竹川さんが見守る中、思い思いの柄を塗り描いていた。園児の伊藤友芽さん(6)は「友だちの顔やウサギ、チューリップなどがうまく描けた。大事に使いたい」と話していた。

遠藤慎也さん特殊メイク・造形展、文化プラザで

$
0
0
 ハリウッド映画やNHK大河ドラマなどの特殊メイクや造形を製作している遠藤慎也さん(31)=大阪市=の作品展が文化プラザメッセ棟1階で開かれており、最終日の7日午後2時~は遠藤さんによる講座もある。
 遠藤さんは小学生のころに映画「ジュラシックパーク」を見て特殊メイクに関心をもち、中学生のころから独学で勉強し始め、高校時代にはテレビやCMの仕事をした。卒業後、米国ロサンゼルスでの留学を経て、帰国後にテレビや映画の仕事をしながら、専門学校の講師も務めた。平成22年には会社「アークエストスタジオ」を設立し、同25年には社名を「Shiny Art」に変更。現在は義手や義足など医療分野でも貢献している。
 文プラでは、「フランケンシュタイン」など人気映画の宣伝用に作った胸像など9体のほか、製作過程の展示物も並んでいる。粘土や石こう、樹脂製の義眼で作られた作品は動き出しそうなほどの迫力がある。観覧無料。
 7日の講座では映像による製作過程の解説、特殊メイクの実演などがある。大人1000円、学生700円、高齢者・障害者900円、小中学生無料。申し込みは文化プラザ☎(27)5200。

織田信長が松原内湖に大船を浮かべた歴史、石田三成の佐和山惣講も

$
0
0
 「あまり知られていない彦根の歴史」について、県立琵琶湖博物館上席統括学芸員の用田政晴さんが先月28日、大学サテライトプラザ彦根で講演。織田信長が松原内湖に大船を浮かべた歴史などを紹介した。
 市内3大学などによる大学サテライトプラザ彦根運営協議会が企画し、用田さんは「王と武将の湖」をテーマに来場者80人の前で講演。まず県内2番目の規模の前方後円墳・荒神山古墳について、はにわと葺き石を備えたのは県内で荒神山古墳のみだとした上で「湖北や湖南の古墳は、高島など湖西に比べて前方後円墳の形が多いが、ここからは当時の大和政権の影響を受けていた地域だということがわかる」と解説した。
 天正時代に信長が松原内湖に大船を浮かべた歴史については、信長公記に記された内容を紹介しながら「多賀の山中の材木を善利川(芹川)を使って松原へ流し、棟梁らによって長さ30間(約54・5㍍)・横7間(約12・7㍍)の弁才船を作らせた」「しかし大きすぎたため、3年後の天正4年(1576)に丸子船10艇に作り変えらせた」と説明。用田さんは「信長はクロマグロのような海に浮かべることもできる巨大な船を作らせたが、琵琶湖には海ほどの浮力がないため、一度使っただけで失敗に終わり、アジのような丸子舟に分けられた」と語った。
 佐和山城については「石田三成が入城した文禄4年(1595)時に『佐和山惣講』が行われ、百間橋を整備するなど佐和山城の正面を東山道があった鳥居本側から琵琶湖側に変えた」との考えを示した一方、井伊家が入った頃に正面が変えられたとの説もあるため「鳥居本側を客用に、琵琶湖側を三成の住まいなどにした可能性もある」と述べた。
 最後にまとめとして、古墳時代初期に陸路志向から水路志向へ変わり、以降も8世紀ごろの律令期には陸路へ、16世紀末の戦国時代には水路へ、明治時代には陸路へ―と変遷していった歴史の流れを示した。

彦根マイスター自習がんばった小中学生を表彰

$
0
0
 彦根市教委は今年度、自主学習をがんばった市内の小中学生に贈る「彦根マイ☆(スター)」賞を設置。先月28日に玄宮楽々園で入賞者15人の表彰式を行った。
  家庭で自主的に学んでいる児童生徒の取り組みを推奨しようと、自主学習ノートで勉強し続けている「家庭での自主学習ノート」部門(マイスター1)と、趣味や自由研究などを続けている「ずっと続けてがんばっている」部門(マイスター2)を設定。マイスターはドイツ語で名人・達人という意味で、英語では「私の星」という意味のため、自分の夢や希望との願いも込めたという。
 マイスター1には121点、同2には8点の応募があった。それぞれの最優秀賞と特選の受賞者は同1が梶間奈緒さん(城南小5)と堀居真依さん(東中1)、同2が年長組から4年間で約1800冊の本を読んだ江畑孝亮君(城南小2)と落語を続けている西畑奏音君(城西小2)。
Viewing all 1894 articles
Browse latest View live


<script src="https://jsc.adskeeper.com/r/s/rssing.com.1596347.js" async> </script>