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Channel:     滋賀彦根新聞
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庄堺公園のバラ見ごろに

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 彦根市開出今町の庄堺公園内にあるバラ園の花が咲き始めた。満開となった種類もあり、来園者はカメラに収めたり、香りをかいたりして楽しんでいる。
 約2000平方㍍のバラ園には、ピンクの「クイーンエリザベス」、赤の「クリスチャンディオール」、白の「パスカリ」、朱の「ローラ」、黄の「天津乙女」など24種類・計約1200本のバラがある。
 同公園管理事務所の作業員と、ボランティアの市民20人が育てた。ほとんどが咲き始めており、一部は満開になっている。今年の開花は例年並みで、見ごろは来月20日ごろまでだという。10月上旬にも咲く予定。


陶芸家の浜秋寛・和子夫妻の二人展 ギャラリーコジマで

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 夫婦ともに陶芸家の浜秋寛さん(64)と和子さん(69)=安土町=の作品展が6月1日まで彦根市銀座街のギャラリーコジマで開かれている。
 2人とも京都の陶芸家・諏訪蘇山(三代目)に師事した後、昭和52年から全国各地で2人展を開催しており、これまでで100回以上を数える。同54年から安土にアトリエを構えている。彦根での2人展は初。
 寛さんの作品は陶器と磁器の2種類。色の違う土を組み合わせた作品のほか、自宅で飼っている2匹の猫をイメージしたレリーフも作っている。和子さんはスミレやバラのほか、空想の花を描いた作品が特徴。
 皿やコップ、花ビンなど約200点を展示している。開館は午前10時半~午後6時。木曜定休。平和堂銀座店の駐車券あり。問い合わせは同ギャラリー☎(22)0347。

若者主体の地域イベント まちコネ彦根で開催、びわコネ!が

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 若者が商店街を巡って店主と交流するイベント「まちコネin彦根~夢のランチプレートを作ろう」が24日に市内で開かれ、県内外の20歳代の若者18人が散策しながらランチ用のおかずをゲットしていた。
 県内外に住む滋賀にゆかりのある20歳代の6人が、同世代の若者たちによる地域イベントを企画していこうと、今年4月に団体「びわコネクション!」(びわコネ!)を設立。その第1弾として「まちコネ」を実施した。
 市内の商店を回って、彦根や滋賀にちなんだクイズに答えておかず5品目をもらい、参加者みんなでランチをするというイベントで、当日は兵庫や岐阜、滋賀に住む男女12人とびわコネ!の6人が参加。
 彦根駅に集合した後、4チームに分かれ、彦根駅前通りや花しょうぶ通り、中央町商店街、四番町スクエアの店などを巡り、各所で三択クイズやミッションに挑んだ。そのうち花しょうぶ通りの魚浩では長田修二店長(63)から「ハナショウブが咲く時期は」「彦根の木は」などのクイズが出され、参加者は回答後に魚料理やだし巻きを受け取っていた。
 西宮市から参加した澤田大明さん(26)は「彦根はのどかな街というのが第一印象。商店の方もきさくな方ばかりで、スーパーとは違う温かさを感じた」と話していた。
 「びわコネ!」では今後も若者主体の新しいイベントを企画していく予定で、メンバーの松岡沙織さん(27)=守山市=は「地域のために何かをやることはハードルが高いように思うが、仲間がいれば、行動を起こすのは難しくない」と仲間を募っている。問い合わせはメール(zwo.saori◇gmail.com)=◇を@に。

袋町や銀座も登場の短編小説集発刊 木村泰嵩さん

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 彦根市など公立中学校で国語と社会の講師をしている木村泰嵩さん(57)=多賀町=が、彦根など県内を舞台にした短編小説集「近江の物語を君に捧ぐ」を刊行した。
 木村さんは「物心がついた時期から彦根が憧れのまちだった」と言い、作品にも彦根にちなんだ地名が登場する。ほかにも、多賀や近江八幡、長浜、今津、大津なども出てくる。
 作品は9編から成っており、そのうち「花瓶」では袋町での客とママ・店員との物語を、「月の雨」では銀座商店街のうどん屋を想定したストーリーで廃業となった店舗も登場してくる。中には滋賀県文学祭で芸術文化祭賞を受賞した「胸の中に雨は降る」もまとめられている。
 木村さんは「銀座や袋町は、どちらも好きな場所。賑わっていた昔に戻ってほしいという気持ちも作品に込めた」と話している。308ページ。出版元はレーヴック(東京都渋谷区)。1500円(税別)。県内の主な書店で販売している。

滋賀県知事選へ事実上の選挙戦 三日月大造氏「新幹線新駅」と「卒原発」

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 滋賀県知事選の告示(6月26日)まで1カ月を切り、立候補予定者の3人は県内各地で駅立ちや演説を行うなど実質的な選挙戦モードに入っている。立候補予定者のうち、民主党の衆院議員を辞職し嘉田知事の後継として出馬する三日月大造氏(43)は28日、彦根勤労福祉会館で元衆院議員の武村正義氏のミニ集会に出席した。
 三日月氏は、琵琶湖の水を守ることを第一に置いているとした上で「電源の代わりはあっても、琵琶湖の代わりはない」と、嘉田知事の「卒原発」の考えを引き継ぐ意向を示した。
 JRの元社員だったことにふれながら、嘉田知事が凍結した新幹線の新駅設置をあげ「駅は無いよりもあった方がよい。米原駅東口と(計画があった)栗東駅前の開発を前提に、新幹線の新駅設置に挑戦したい」と解説。また観光や医療面の充実のために「高速道路のインターチェンジを改良していきたい」と述べた。
 武村氏は嘉田知事が不出馬を決めた理由について「当初は相当、迷っていた」と明かした上で、▽息子2人と姉からの不出馬を懇願する声があったこと▽資金面の苦慮▽後継者が現れたことをあげ、三日月氏に対しては「人柄が良く、決断力がある人物だ」と持ち上げた。
 知事選にはほかに、自民・公明推薦の元内閣参事官・小鑓隆史氏(47)と共産党推薦の坪田五久男氏(55)が出馬を表明している。投票は7月13日。
3氏が彦根で演説へ
 3氏が彦根市内で行う主な演説場所は、小鑓氏が6月14日午後1時半~彦根商工会議所での地元県議の県政報告会、三日月氏が7日午後1時~彦根勤労福祉会館で嘉田知事と語る会、坪田氏が5日に彦根など北部に入る予定。

彦根の女性インストラクターがOBA TORA 結成 スポーツで健康促進で

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 運動をする楽しさを知ってもらおうと、女性のインストラクターたちが市民団体「OBA TORA(オバトラ)」を結成。6月1日午前9時~彦根市民体育センターで最初のイベントを行う。
 彦根市内に在住・在勤の30歳代後半から40歳代後半の女性インストラクター6人が、多くの市民に心身の健康を維持してもらおうと、今年3月に同団体を結成。インドアスポーツのイベントを開催し、各自が持つ技術を生かしながら市民に筋力や心肺機能をアップさせるための方法を教える。
 初回の1日は、第1部が太極舞、第2部(午前10時15分~)が簡単なダンスエアロとカポエイラ(ブラジルの舞踏)を実施。参加希望者は運動靴と運動できる服装を。各部の参加費は大学生以上500円、小中高生300円。会場ではチャリティーバザーや本の読み聞かせ広場、アロマハンドマッサージも。収益金は市の福祉事業に寄付。
 代表の國枝ゆりさんは「どなたにでも楽しんで頂けます」と話している。今後も不定期でイベントを行う予定。問い合わせは國枝さん☎070(5661)9199。

書籍・彦根城 刊行 石垣や遺構など詳細に、世界遺産へ海外に配布

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 彦根市教委文化財課は、最新の研究成果を含めて国宝・彦根城について詳しく解説した書籍「彦根城」を刊行。6月1日から販売する。
 これまでにも彦根城についての書物を刊行しているが、書籍「彦根城」では天守や城内の櫓のほか、不足していた視点や最新の研究成果を新たに加筆し「これまでの彦根城についての書物の集大成」のような内容にした。「解説編」と「論文編」の2部構成。解説編は築城の歴史から始まり、天守や櫓、石垣、構造物、彦根藩の御殿、城下町、井伊家、井伊家伝来の美術工芸、古文書などについて実物や関連の写真入りで紹介している。
 論文編は、滋賀県立大学の中井均教授と、彦根城博物館学芸史料課の渡辺恒一課長、野田浩子係長、市彦根城政界遺産推進室の谷口徹氏が執筆を担当。築城や縄張りについて詳細に説明しているほか、石垣については各所の写真や年表を用いながら江戸時代から現代までの修理状況を解説。ほかに表御殿、槻御殿、玄宮園についてもまとめている。
 最終欄では彦根城ガイドブックの英文編も掲載しており、彦根城の世界遺産の登録推進を目指して、イコモスなど海外の関連機関にも配布する予定。
 執筆を担当した谷口氏は「彦根城には建造物のほか、縄張りや堀切など遺構が数多く残っている。本ではその部分を詳しく説明しており、海外への説得材料にもなる」と話している。A4判、全296ページ、オールカラー、上製本の箱入り。1冊3000円。開国記念館、彦根城博物館、歴史民俗資料室、文化財課ホームページで販売している。

彦根の投票率 最下位から脱出へ市民が提案「子ども選挙を」、市民性の改革も

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 近年の選挙時で彦根市の投票率が県内市町で最下位レベルにあるため、市選管は5月31日、男女共同参画センター・ウィズで、投票率アップの方策を考える選挙セミナーを開催した。
 市民団体「誰のまちやねん彦根」に委託して開かれ、大学生から高齢者までの市民40人が参加。市選管の職員からこれまでの選挙における投票率の低さや7月13日投票の知事選でビバシティに期日前投票所を設置すること、啓発用チラシを事業者や公共施設に配布したことなどの話があった後、参加者が7グループに分かれて「若者の投票率アップ」をテーマに話し合った。
 投票率アップのための提案として、「投票所を増やす」「コンビニで期日前投票ができるように」などのほか、中には「選挙時に好きな食べ物などを争点に子どもが投票できる『子ども選挙』を行えば、大人になっても投票に行くようになるのでは」との意見があった。
 参加した滋賀大学2年生の上小澤圭那さん(20)は「まずは自分がきちんと投票に行き、家族で誘い合いをすれば投票率がアップするように思います」と話していた。
市民性の改革を
 彦根の投票率の低さは本紙でも選挙ごとに取り上げ、投票率アップのための方策を立てるよう求めてきた◆31日の選挙セミナーでは、他世代と比べて投票率が低い20代~40代とその子どもたちの意識改革に繋がる「子ども選挙」の実施など、有効的と言えるアイデアも出された◆一方で、ある中年の男性は「投票率アップだけを目的にするのではなく、政治の内容に関心のある人がもっと増えて投票率が上がるのがベストだ」と語っていた。これまでに小生が本紙などで指摘してきた論評と同意見でもある◆投票率アップの方策として「投票に行けば特典が付いてくる」などの手法もあがっているようだが、これは選挙という概念から考えた場合、本質からずれた枝葉末節な方策としか言いようがない。市選管をはじめとした関係機関には、小生の持論でもある「市民性の改革」に結びつく有効的な方策を再度求めたい。(山田貴之)

アートフェスタ勝負市2014 激辛のKARA1グランプリ優勝店も

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 恒例のアートフェスタ勝負市(滋賀彦根新聞社協賛)が7、8日の両日、彦根市の花しょうぶ通り商店街で開かれる。
 さまざまなジャンルの工芸作家が一堂に集まって展示・販売するイベントで、今年は「感謝」をテーマに7日に約30ブース、8日に約100ブースが並ぶ。両日ともガラポン抽選会や寺子屋カフェメニューの提供などがあるほか、8日には「プロの食卓」や屋台村フードコート、逓信カフェ、ステージ発表、クイズラリー、妖怪迷路なども。屋台村には、激辛料理イベント・KARA1グランプリで優勝した店の料理などが出る。開催時間は7日が午後1時~同6時、8日が午前10時~午後5時。雨天決行。

激辛商店街のゆるからっきーの着ぐるみ製作 彦根総合高校の生徒

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 彦根総合高校の生徒たちが京都府向日市の激辛商店街のキャラクター「ゆるからっきー」の着ぐるみを製作。5日に市役所でお披露目した。
 同校ではこれまでに、彦根鉄砲隊のキャラ・ひこどんと甲良町のココラちゃんの着ぐるみを作っている。それを知った同商店街の事務局が最初の地元キャラ「からっキー」の修繕を依頼した際に合わせて、ゆるからっきーの着ぐるみ作りも要請。
 ゆるからっきーは、激辛をアピールしたからっキーと違い、子どもや辛さに苦手な人向けの「ゆるい辛さ」をPRするためのゆるキャラで、顔が赤いトウガラシ、体が青いトウガラシをイメージ。今年3月に同商店街から製作依頼を受けた同校では、アートデザイン系列の3年生6人と教員1人がデザインから製作までの大半を手がけ、5月10日に完成させた。
 市役所には、同校から松本隆理事長、生徒代表で3年生の山田瑠々花さん(17)、同商店街の宮路亮理事長らが参加。山田さんは「靴や膨らみを作るのが大変だったけれど、できばえには満足しています」と笑顔で話し、宮路理事長も「上出来です。イベントなどにゆるキャラを出して、子どもたちに親しんでもらえれば」と語っていた。
 からっキーとゆるからっきーは花しょうぶ通り商店街で開かれるアートフェスタ勝負市(8日)にも登場する。

広報ひこね 不適切部分があり回収 大半は配布済みのため返信を依頼へ

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 彦根市は5月31日、広報紙「広報ひこね」6月1日号に不適切な部分があったため同日、未配布分を回収し、差し替えた上で配送したと発表した。

 市は広報ひこねを4万9496部発行し市内全世帯に配布しているが、6月1日号では表紙の写真に載った幼児の左目部分にパンチ穴が重なっていた。複数の市民から広報紙を製作している市情報政策課に指摘があり、市は担当職員が30日に該当した幼児宅を訪れ、保護者に謝罪。31日には市長も訪問した。市は31日に市内327自治会のうち、広報紙の配布を依頼している228自治会の担当者に連絡の上で、未配布だった30自治会(約3400部分)に市職員が出向いて回収。表紙の写真を差し替えた上で、同日中に配送した。
 とじ穴は県外の委託業者が開けているが、市はとじ穴の位置への配慮ができていなかったのが原因としている。すでに配布済みの約4万5000部については対応を検討している。
次号で返信用封筒と差し替え用表紙を同封 
 彦根市の広報紙「広報ひこね」6月1日号の表紙に不適切な部分があった問題で市は5日、次号6月15日号で、差し替え用の表紙と返信用の封筒を同封すると発表。協力を呼びかけている。
 1日号では表紙に載った児童の顔にパンチ穴が開けられていたため、市は未配布分の4045部を回収し、表紙を差し替えて再配布した。しかし約4万6000部は既に配布済みだったため、対応を協議していた。
 15日号には「おわびとお願い」の記事を掲載した上で、差し替え用の表紙と、問題のあった表紙を返送する用の封筒を同封。封筒は料金受取人払のため、切手は不要。ただ1通につき、返信代金82円と手数料15円の計97円かかり、すべて市の税金で負担することになる。
 市役所や支所、出張所、福祉センター、くすのきセンター、公民館、人権・福祉交流会館、東山会館への持参も可。問い合わせは市情報政策課☎(30)6103。

樹木医・川崎昭重さん農林水産大臣賞を受賞

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 彦根市平田町の樹木医・川崎昭重さん(78)が今月1日に新潟県長岡市で開かれた第65回全国植樹祭で、平成25年度緑化功労者の農林水産大臣賞を受賞。5日に市役所を訪れ、市長に報告した。
 川崎さんは県職員時代から森林保全に携わり、平成7年に樹木医の資格を取得。退職後は彦根を中心に湖東地域で緑化推進や森林作りの指導などの活動をしており、市内では井伊神社のしだれ桜の復活作業、平田川沿いの桜並木の整備、芹川けやき並木の保存、彦根城内の桜の保護などで貢献してきた。
 農林水産大臣賞は毎年、全国から3人が受賞しており、県内では川崎さんが2人目だという。
 川崎さんは「退職後の18年間、いろいろな活動をしてきたが、このような賞を頂いたことは光栄に思う。これからも活動を続けたい」と話していた。

ヨシエ・エビハラさんライブ彦根で雑穀料理も

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 彦根市尾末町の滋賀県護国神社で14日午前10時半~シンガーソングライターのヨシエ・エビハラさん(52)のライブが行われる。
 ヨシエさんは長野県伊那市在住。約10年前から歌い始め、全国各地の野外フェスタや平和式典、芸術祭などで、命や自然、世界の子どもたちをテーマにした歌を歌っている。CDの収益金の一部は東日本大震災の被災地や、イラクの子どもたちの支援に充てている。
 彦根市内で雑穀料理を教えている山田博子さん(36)がヨシエさんの歌詞や歌声にひかれ、昨年7月に甘呂町の南地区公民館で開催。2回目の今年のテーマは「いのちを祝う」。ライブ後には玄米粉カレーと雑穀スイーツのランチも。参加費6600円。ランチのみの参加者は中学生以上2000円、3歳~小学生1000円。申し込みは山田さんメール(hikko0622@gmail.com)か☎090(8988)6288へ。

親同士のお見合い米原で、再婚の会も

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 子どもに代わって親同士がお見合いする「結婚支援フォーラム」が、7月2日午後1時から米原市の県立文化産業交流会館で開かれる。
 旧湖北町出身の脇坂章司さんが立ち上げた一般社団法人「良縁親の会」(京都市下京区)の主催で、親同士が身上書を交換し合ってお見合い相手を探す。お見合いや成婚時の報告義務、成婚報酬などは発生しない。
 長浜市や彦根市をはじめ全国でフォーラムを開催し、2005年の開始以来、参加者は1万3500人を超えている。
 定員は先着80人(50歳位までの独身の子を持つ親のみ)。参加費1人1万円。申し込みは25日までに同会075(213)0506へ。
 フォーラムに先立って、午前10時からは「再婚の会」も開催する。親は子の結婚相手に未婚者を選びがちで、離婚経験者の親はフォーラムへの参加を遠慮する傾向がある。しかし、近年、離婚経験者が増えていることから「良縁にめぐり合って欲しい」と婚歴を問わない形で親同士の参加を促している。参加費や申し込み方法は結婚支援フォーラムと同じ。

バロー南彦根店11月 野瀬町に新設

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 彦根市野瀬町に今秋、大規模小売店の「バロー」南彦根店(仮称)がオープンする。
 バローは岐阜県恵那市を本社に、東海や北陸地方でスーパーマーケット223店、ホームセンター35店、ペットショップ17店、外食1店の計276店舗を運営しているほか、グループ会社としてスポーツクラブ・アクトスなども経営している。彦根市内にも西沼波町にスーパーマーケットの彦根店がある。
 新店舗は住宅展示場だった約1792平方㍍の敷地に建てられ、11月6日に新設される予定。駐車スペースは63台分で、駐車場の出入り口が3カ所設けられる。開店時間は午前9時~午後9時半。

アートフェスタ勝負市8000人来場

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 今年で15回目となったアートフェスタ勝負市が7、8日の両日、彦根市の花しょうぶ通り商店街で開かれ、両日で計約8000人(実行委発表)が訪れた。
 木工細工やアクセサリー、陶器、絵はがきなどのブースが7日に約30、8日に約100並んだほか、ステージでは音楽ライブや多賀座の太鼓演舞などが発表。ハンバーガーやカレーなどのほか、KARA1グランプリの優勝店による激辛料理などが提供され、飲食ブースには長い行列が出来ていた。
 袋町界わいでは「妖怪迷路」も昨年に続いて催され、学生たちが扮した妖怪が現れると、子どもたちは悲鳴をあげながらも、クイズに答えて楽しんでいた。

滋賀県知事選の公開討論会 琵琶湖の上で、滋賀彦根新聞社とエフエムひこね主催

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 今月26日告示、7月13日投票の滋賀県知事選を前に、滋賀彦根新聞社はエフエムひこねコミュニティ放送との共催で、立候補予定者を招いた公開討論会を19日正午~琵琶湖上で開催する。
 これまでに出馬を表明しているのは、自民党・公明党などが推薦する元内閣参事官・小鑓(こやり)隆史氏(47)、民主党の前衆院議員・三日月大造氏(43)、共産党推薦の坪田五久男氏(55)。
 滋賀の象徴の琵琶湖で討論会をすることで、3氏の琵琶湖への思いを聞くと共に、知事選への機運を高めることを目的に開催。第1部(50分)では、琵琶湖を中心にした環境問題、原発対策、経済、嘉田県政への評価、湖東・湖北の振興策などについて3氏に聞く。第2部(20分)では県民からの質問コーナーを設ける。
 司会・進行は本紙の山田貴之編集長とエフエムひこねの小幡善彦社長が務める。近江鉄道グループのオーミマリンの協力を得て、午前11時50分に彦根港を出港する。
 参加希望者は氏名、年齢を記入し、メール(shigahikone@nifty.com)まで。メール1通で3人まで可だが、この場合は全員の氏名と年齢を。先着80人。特定の候補者の支援者は不可。参加無料。問い合わせは本紙☎(26)1888。

慶応大生が銀座商店街を取材 カレー作りとポスター展開催へ

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 彦根市の銀座商店街に13日から慶応義塾大学の学生たちが訪れ、地元食材を使ってのカレーの提供や、商店を紹介したポスター展などを開催する。
 銀座商店街では平成22年に同商店街の振興を目的に商店主らによって「銀座まちづくり研究会」を発足。県の補助を受けながら、田辺コンサルタントグループ(東京都品川区)の田邊寛子さんを講師に迎えて3年間、勉強会を開いてきた。
 田邊さんから、全国各地の人々が集う「場所」でフィールドワークを行っている慶大環境情報学部教授の加藤文俊研究室の紹介を受け、銀座商店街でも「彦根キャンプ」と題して実施する。同研究室では学生が2、3人ずつに分かれ、地元市民へインタビュー取材やまち歩きをしてデータを収集し、ポスターや音声ガイド、電車の中つり広告などを制作している。
 銀座商店街では学生22人と加藤教授が参加する予定。13日夜にオリエンテーションをし、14日朝からフィールドワークを開始し、学生のうち20人が同商店街の9店舗を取材。残りの2人が地元食材を購入してカレーを作り、午後6時ごろ~市民に無料で振る舞う。その日の夜間から翌日午前中にポスターを作り、正午~ギャラリーコジマで「彦根の人びとのポスター展」を開催。午後2時~発表会を行う。問い合わせは彦根銀座事務所☎(22)0466。

彦根市議会6月定例会の一般質問

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   山田多津子議員=安心できる介護保険制度、子育て支援制度、仕事確保の推進策
   宮田茂雄議員=教職員の勤務状況、県立高校再編計画、犬上南部広域排水路と安食川改修
   山内善男議員=新修彦根市史の年内刊行を、原発の再稼働反対を、南部への図書館建設
   安澤勝議員=鳥居本の小中一貫教育、鳥居本の将来ビジョン
   上杉正敏議員=防災・減災対策、文科省の地の拠点整備事業
   徳永ひで子議員=彦根の将来の危機感に対する政策(女性の再就職、若者の定着など)、土曜教育の充実、ネット依存対策
   矢吹安子議員=彦根総合地方卸売市場の活性化、ひこにゃん付きナンバープレート
   赤井康彦議員=国体主会場、直弼学
   辻真理子議員=新修彦根市史、父の育児休暇、サービス付き高齢者向け住宅とは
   田中滋康議員=国体主会場、国保連・レセプト審査手数料の二重取り報道から、介護保険制度
   馬場和子議員=国体主会場、安心して徘徊できる地域に、彦根の元気を創出(平田川、直弼顕彰など)
   北村収議員=国体主会場、彦根大花火大会
   安藤博議員=公約推進状況、庁舎耐震化、児童生徒が被害者にならないように
   安居正倫議員=職員の資質、小学校の英語教育、はり・きゅう・マッサージ助成
   北川元気議員=国体主会場、広報ひこね、幼稚園・保育園の保険
   有馬裕次議員=市長のまちづくり構想
   野村郁雄議員=市道彦根口・川瀬馬場線、河瀬公園の実現。

犯罪ゆる3隊員の任命式 ひこにゃんら彦愛犬のキャラ

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 県内各地での犯罪被害の防止を呼びかける「平成26年ゆる3(許さん)プロジェクト防犯キャンペーン」を展開している滋賀県は9日、彦愛犬のゆるキャラ5体を犯罪ゆる3隊員にする任命式を彦根市役所で行った。
 滋賀県は県のキャラ・キャッフィーと、うぉーたん、県警のけいたくんの3体を犯罪ゆる3隊に任命しており、県内6カ所にも隊員を配置する。湖東エリアを担当する彦愛犬のキャラは、ひこにゃん、よいとちゃん(豊郷)、ココラちゃん(甲良)、たがゆいちゃん(多賀)、あしょうさん(愛荘)。
 ロックの日(6月9日)にちなんで開かれた任命式には、行政や県警の職員、防犯ボランティアら約50人が参加。彦根署の伊藤豊晴署長は「犯罪のうち、自転車の盗難の7割が無旋錠。ロックでガードを合い言葉にパトロールを強化したい」とあいさつ。
 最後はゆるキャラたちと参加者が一緒に「犯罪をゆるさ~ん」のかけ声をあげ、防犯活動に向けて気合いを入れた。その後、あしょうさん、よいとちゃん、たがゆいちゃんたちが彦根駅前で街頭啓発をした。
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