$ 0 0 彦根市稲部町と彦富町にかけての稲部遺跡で22日、現地説明会が行われ、市民や県外の考古学ファンら計約1000人が訪れた。市教委文化財課の発掘調査により、稲部遺跡が弥生時代から古墳時代にかけての大規模集落跡で、国内最大級の鍛冶工房や巨大倉庫、首長の居館跡などとみられる遺構が確認された。 現地説明会で文化財課の職員は昨年6月から今年3月までの第6次と、昨年11月から継続中の第7次の調査区の遺構のほか、鉄の片や朝鮮半島の土器などの出土品について解説。来場者も興味深そうに見学した。