ナタマメはアジアやアフリカの熱帯で育つマメ亜科の一年草で、食用や薬用として栽培。日本には江戸時代初期に清から伝わったとされ、福神漬けや健康茶などに使われる。
本町2丁目の奥野文雄さん(90)と竹中翠香さん(78)が華道翠香流前の駐車場脇に今年4月に苗を1本ずつ植え、20㌢~30㌢のナタマメが約30個育った。そのうち数個を奥野さんが華道の作品の一部にし、先月15日まで滋賀県護国神社で行われていたみたま祭で展示した。
10月半ばまでそのままにした後、竹中さんは華道の作品の一部に利用して、11月12、13日の両日、ビバシティ彦根で開く生け花展に出展する。ナタマメ作りは来年も挑戦する予定。見学自由。