桐生選手は日本代表のジャージ姿で登場。大久保貴市長から「銀メダル獲得おめでとうございます。市民をはじめ、国民に感動を与えてくれました。これからも練習に励んで、さらに高みを目指して頂きたい」と激励され、表彰状とガラス製の盾を受け取った。
桐生選手は「リレーではメダルを獲得できたが、個人(100㍍)では悔しい思いをしました。20歳ということで、これからがスタートだと思っています。東京五輪ではもっと強く、速くなって勝負できるようになりたい。これからも応援をよろしくお願いします」とあいさつした。
現在の調子と今後の目標については「良い感触を持っていて、自分の走りについてもわかってきました。今は少し休んで来年に備えたい。来年は世界陸上があるので、個人ではうまく走れるように、リレーではもっと良い色のメダルを狙いたい」と語り、東京五輪については「4年後は力も上がっていると思うので、ファイナルを目指したい」と述べた。
彦根には4日前に戻ってきたとしたうえで「超いいですね。地元に帰ると落ち着いてのんびりでき、同級生とも会えます」と笑顔で話していた。
彦根市市民栄誉賞は平成25年8月9日に制定され、桐生選手が第1号。