石田三成ゆかりの市町の人たちが市民団体「I・K・S・S・∞(イクス)」(伊藤理絵代表)を発足。「大河ドラマ『三成』の誘致」を目指し、活動を始めた。
メンバーは三成をこよなく愛する彦根、長浜、米原、関ヶ原の会社経営者や市議ら7人で、住民主体のまちおこしを考えており、将来的にNPO法人化も視野に入れている。
その第一弾として企画したのが舞台「のぶニャがの野望」。若い世代にも三成への愛着を深めてもらおうと、ねこ武将キャラに変装したキャストが、戦国シュミレーションゲームのようなステージを展開。米原公演では「石田みつニャり」を中心としたストーリーが演じられる。
メンバーの山本克巳さんは「第1ハードルは大河ドラマ誘致。県や市町にとらわれず、広域で働きかけ、地域全体が活性化すれば」と話している。なお、団体名は三成の出生地「石田町」、三献の茶伝説の「観音寺」、居城があった「佐和山」、合戦の場「関ヶ原」の頭文字をとり、「∞」は「三成よ、永遠に」を意味している。
舞台「のぶニャがの野望」米原公演
ケータイゲームから飛び出したような舞台「のぶニャがの野望」米原公演が8月20、21の両日、米原市のルッチプラザで行われる。アイドルグループSKE48の元メンバーや人気モデルらが出演する。時間は20日が午後2時と午後6時、21日が正午と午後4時の計4回。入場料は一般4800円、ペア8000円、高校生以下3000円。チケットはルッチプラザ、文化プラザ、ビバシティなどで販売。