平成18年4月13日に、ひこにゃんという愛称が定められ、その日は生年月日として特別住民票にも記載されている。これまでにも誕生日を祝うセレモニーが行われてきたが、区切りの10歳を記念し今年は例年より多くのファンが訪れ、プレゼントも100個以上届けられた。
天守前で午前に行われたセレモニーには約700人(市発表)が来場。ひこにゃんファンクラブの北村昌造会長や大久保貴市長からバースデイケーキと花束が贈られた。また親善都市の栃木県佐野市のゆるキャラ・さのまるが駆けつけ、ひこにゃんを祝った。北村会長は「更に10年後にはひこにゃんは20歳の成人を迎えます。引き続き応援よろしくお願いします」と語っていた。
天守前で午前に行われたセレモニーには約700人(市発表)が来場。ひこにゃんファンクラブの北村昌造会長や大久保貴市長からバースデイケーキと花束が贈られた。また親善都市の栃木県佐野市のゆるキャラ・さのまるが駆けつけ、ひこにゃんを祝った。北村会長は「更に10年後にはひこにゃんは20歳の成人を迎えます。引き続き応援よろしくお願いします」と語っていた。
彦根城内でのお祝いイベント後には、彦根商工会議所でひこにゃんファンクラブによる「お誕生日会」が開かれ、会員ら約170人が参加した。
お誕生日会ではひこにゃん登場後、北村昌造会長と大久保市長があいさつし、北村会長や「お世話係チーム」からバースデイケーキと花束が贈られ、くす玉が割られた。
その後、ひこにゃんの日常を紹介したスライドショーが流れる中、会員たちが歓談。再び、ひこにゃんが登場し、あみだくじやビンゴゲームで交流した。
ひこにゃんのお誕生日会で心温まる場面があったので紹介する◆ひこにゃんが最初の登場を終えて退場する際、ファンサービスとして壇上から降りて、会場の出入り口を利用することになった時だ◆ファンの女性の子どもが会場の床にこぼしたとみられる飲み物がひこにゃんの通り道にあったため、女性がスタッフとしてひこにゃんのイラスト入りの赤いジャンパーを着ていた市職員とみられる若い男性に「床が濡れています」と報告。すると、その若い男性は赤いジャンパーを脱ぎ、その下に着ていた私用とみられるジャンパーを濡れた床の上に敷き、ひこにゃんが濡れないようにしたのだ◆ひこにゃんを思いやる女性の優しさ、ひこにゃんが濡れないように自己犠牲の姿勢を見せた若い男性のあっぱれさに、「ひこにゃんは愛されているなぁ」と、ひこにゃんファンの一人として非常に嬉しく思った次第。 (山田)