彦根市立東中学校で6、7日の両日、浴衣の着付け教室が行われた。
同校では和服への関心を子どもたちにもってもらおうと家庭科の授業の一環で、浴衣の着付けを教えており、4年目の今年は全日本きものコンサルタント協会滋賀評議員の森光枝さん(71)=彦根市平田町=ら女性計9人を講師に招き、1年生245人が2日間に分けてクラスごとに体験。
森さんが浴衣の着方や帯の結び方を教えた後、生徒たちは講師に教えてもらいながら、同協会が用意した浴衣を男女別に自分たちで着た。弓削颯君(12)は「着るのは難しかった。また機会があれば、着てみたい」、堀内はるかさん(13)は「こういう場で着付けを体験できて良かった。イベントとかの際に是非、着てみたい」と話していた。