洋画グループ・青湖会(西澤廣子代表)の作品展が21日まで彦根市民会館で行われており、国内最大の美術展・日展で特選を受賞した佐渡一清さん(65)の作品「兆」も展示している。
作品展では会員18人が描いた醒ヶ井や御嶽山など県内外の風景や、木々、人物などの洋画34点を展示している。
そのうち佐渡さんの100号の大作「兆」は、青いTシャツを着た女性が、赤いバラが突き出た柵の前に立ち、黒色のスカートをつまんでいる様子が色鮮やかに描かれている。
岐阜市から訪れた松本秀男さん(80)は「『兆』は影やしわなどの表現がすばらしい。また、ほかのどの作品も気が入っているのを感じる」と話していた。
開館は午前9時半~午後4時半、21日のみ午後4時まで。入場無料。