安田さんはクラシックなどの音楽を身近に感じてもらおうと、3年ほど前からさまざまな場所で歌声を披露する取り組みをしており、彦根市内には声楽家の楠永陽子さん(40)、ピアニストの松田千夏さん(30)と一緒に訪問。午後0時半ごろからガソリンスタンドに待機し、ガソリンを満タン入れた来店客に「パパパの二重唱」「エリーゼのために」などを歌っていた。
来店し歌声を聞いた大学教員・山田博子さん(37)は「最初はどっきりかと思いました。パパパの歌がとてもすばらしく、明るく楽しい一時が過ごせました」と話していた。
その後、安田さんらは市内の携帯電話の店やアートフェスタ勝負市の会場、千成亭の店などでも歌声を披露した。