タイムカプセルでギネス記録に挑戦するイベントが5月29日から30日にかけて彦根市立病院で行われたが、参加者不足で記録更新にはならなかった。
尾末町の寺村邦子さん(60)が企画。今年3月に米国で達成されたという1015人を超える人数を目指し▽写真や新聞、雑誌など定期刊行物、音声▽手紙やメッセージ▽人気のあるキャラクター商品など「今がわかる物品」のいずれか1点の持参を求めた。
29日午後1時10分~始まり、1日目は139人、2日目は同日行われた市立病院ふれあいまつりの来場者らに参加を促したが、開始から24時間後の30日午後1時10分時点で計453人と達成しなかった。
持参された物品は長さ2・5㍍×直径30㌢の塩化ビニル管に入れられ、病院敷地内に埋められた。2025年5月30日午後2時に開放予定。
寺村さんは「ボランティアで支援してくれた人たちを含め、達成できずに申し訳ない。10年間はもうギネス挑戦のイベントはしないで、10年後に皆さんとお会いできるのを楽しみにしています」と話していた。