一般会計補正予算案(4億8126万円)など6議案が23日、彦根市議会3月定例会に追加提案され、25日に可決された。補正予算案の主な内訳は以下の通り(いずれも万円)。
▽プレミアム商品券発行(1億4508)=1万円に3000円分を上乗せするプレミアム商品券を1回あたり2万冊販売し、それを年に2回実施。そのプレミアム分(1億2000万円)を補助。
▽彦根仏壇活性化(278)=彦根仏壇の技術を生かせる新たな製品を開発するための市場調査や、新たに雇用する職人の人件費補助など。
▽企業立地促進(478)=今後の工業用地開発に向けて基礎資料を作成するため、彦根市へ立地の可能性がある健康や福祉、医療、環境の分野の企業計3000社へ電話調査を実施。
▽観光推進(350)=将来の観光交流人口を増加させるため、5~10年後の中長期的な観光目標を設定し、その目標に向けた市独自の戦略と戦術を策定。
以下は井伊直弼公生誕200年祭関連事業。
▽200年祭への交付金(5998)=7月10日~12月23日に200年祭を実施。天秤櫓と佐和口多門櫓での特別展、生誕記念イベント、市民提案事業、主要団体イベントを開催。
▽彦根の老舗再発見(156)=200年前から続く商いについて調査し、直弼公および彦根藩と商いとの経緯を明らかにする。
▽彦根の食創出・育成(153)=茶人としての魅力を発信するため、創作菓子を募集し選考された3作品を10月24、25日の大名茶会でお披露目する。
▽彦根城夜楽開催(130)=期間中2回、夜間に天守や櫓、石垣がライトアップされる。