彦根市の雨壺山の遊歩道沿いに15日、地元住民によってサツキとイチョウの苗木が植えられた。
雨壺山の樹木整備と美化活動を平成16年からしている団体「彦根雨壺山・護林会」が活動10周年を記念し、北西部山腹の約50㍍の遊歩道沿いにサツキ40本とイチョウ3本の苗木を植えることした。
作業には同会会員と地元住民の計23人が参加。スコップなどを使って一定の間隔で植樹した。苗木と肥料は平和堂財団の環境保全活動助成事業「夏原グラント」の助成を受けて購入された。
同会はこれまで、荒廃した竹林や林間歩道の整備、児童による木への名札取り付けなどの活動をしてきた。今後もコナラなどブナ系樹木の再生を中心に進めるという。