彦根市立城西小学校の児童たちが20日、彦根城で観光客へのガイド役に挑戦。昨年12月に地球規模の問題に対処できる人材を育てるユネスコスクールに指定されたことから、外国人の観光客にも英語で積極的に話しかけていた。
城西小では総合的な学習の時間で、城内でガイドを務める体験を実施している。今年は4年生70人が天守や天秤櫓、太鼓門櫓などについて事前に学んだことを画用紙に手書きでまとめ、3~5人ずつの17グループに分かれて城内7カ所で待機。観光客を見つけると「案内をしています」と声をかけ、建造物や石垣などについて説明していた。
また習いたての英語を使って外国人へのガイドにも挑戦。天守前広場で外国人に天守の部材について説明した高山美咲さん(10)は「わかる英語だけ使って、わからない所はローマ字で説明した。これからもっと英語を勉強して、外国人の方にも積極的に声をかけていきたい」と話していた。