本格的な冬の到来に合わせて、名神高速道路と北陸自動車道を管理する中日本道路の彦根保全・サービスセンターは21日、原町の彦根インターチェンジ内で除雪車などの出動式を開いた。
同社は名神の関ヶ原IC・八日市IC間44・8㌔と北陸道の米原JCT・木之本IC間23・7㌔の区間を担当。先月21日に開通した湖東三山スマートICについても県が管理する国道307号線の交差点からETCゲートまでの区間で県からの委託を受ける形で作業を行う。
今年は作業員最大330人、除雪機械90台の体制で除雪と凍結防止剤の散布を行う。車両出動時は2、3台編成を約15分~30分間隔、時速50㌔の低速で走行させる。作業期間は3月31日まで。
安全祈願式後に行われた出動式には同社職員や、滋賀県警・岐阜県警の高速道路交通警察隊の隊員ら計約150人が参加。同社保全サービス事業部の小出寿副部長が「高速道路を安全に利用してもらえるよう、雪氷対策に取り組んでいきたい」とあいさつした後、作業員が車両に乗り込んで出動していった。