猫の繁殖を制限する手術を専用車内で行う「スペイクリニック」が8月28日に多賀町に開院し、彦根市内などの野良猫の手術が行われた。
地域での野良猫の増加に伴い、さまざまなトラブルに巻き込まれたり、施設に収容されて殺処分されたりする猫もいる。
彦愛犬で猫の避妊手術の活動をしている団体・多賀にゃんと、人と猫犬とが寄り添う生活の実現を目指している団体・びわ湖わんにゃんマルシェ実行委員会は、野良猫の生息数を抑制して殺処分ゼロを目指そうと「びわ湖ハッピーにゃんずプロジェクト」と題して、繁殖制限の手術を進めている。今年2月14日には彦根城内や市立図書館の周辺で捕獲した野良猫15匹を対象に、岐阜市の動物病院から獣医師らが専用車で文化プラザに訪れ、車内で順番に不妊、去勢手術を行った。
彦根など野良20匹
多賀にゃんが実施
多賀にゃん代表の西崎美樹さん(56)は多賀の自宅の一角に3年前、里親を待つ猫を預かる店舗をオープン。そして、繁殖制限の手術を定期的に行うため、自宅の敷地内にストックヤードと駐車スペースを新設。岐阜の動物病院名にちなみ「にじのはしスペイクリニック多賀診療所」と名付けた。
この日は事前に捕獲した仏生寺町など彦根市内の18匹と犬上郡内の2匹を対象に順番に手術が行われた。資金は「どうぶつ基金」を活用。原則、県内の野良猫が対象で、毎月第4日曜日に開院する。
西崎さんは「何年後かには飼い主不明の猫、殺処分される猫たちが減少し、同時に人も猫もハッピーに暮らせるまちづくりを目指したい」と話していた。問い合わせは多賀にゃん☎090(5240)7675。
地域での野良猫の増加に伴い、さまざまなトラブルに巻き込まれたり、施設に収容されて殺処分されたりする猫もいる。
彦愛犬で猫の避妊手術の活動をしている団体・多賀にゃんと、人と猫犬とが寄り添う生活の実現を目指している団体・びわ湖わんにゃんマルシェ実行委員会は、野良猫の生息数を抑制して殺処分ゼロを目指そうと「びわ湖ハッピーにゃんずプロジェクト」と題して、繁殖制限の手術を進めている。今年2月14日には彦根城内や市立図書館の周辺で捕獲した野良猫15匹を対象に、岐阜市の動物病院から獣医師らが専用車で文化プラザに訪れ、車内で順番に不妊、去勢手術を行った。
多賀にゃんが実施
多賀にゃん代表の西崎美樹さん(56)は多賀の自宅の一角に3年前、里親を待つ猫を預かる店舗をオープン。そして、繁殖制限の手術を定期的に行うため、自宅の敷地内にストックヤードと駐車スペースを新設。岐阜の動物病院名にちなみ「にじのはしスペイクリニック多賀診療所」と名付けた。
この日は事前に捕獲した仏生寺町など彦根市内の18匹と犬上郡内の2匹を対象に順番に手術が行われた。資金は「どうぶつ基金」を活用。原則、県内の野良猫が対象で、毎月第4日曜日に開院する。
西崎さんは「何年後かには飼い主不明の猫、殺処分される猫たちが減少し、同時に人も猫もハッピーに暮らせるまちづくりを目指したい」と話していた。問い合わせは多賀にゃん☎090(5240)7675。