滋賀大学データサイエンス学部を昨春卒業した井本望夢(みゆ)さん(22)=栄町=が起業した合同会社「mitei(ミテイ)」が、今月5日に設立1周年を迎えた。井本さんにこれまでの業務内容や今後の抱負を聞いた。
井本さんは愛媛県松山市出身。進学先として文理融合の大学を探していた際、滋賀大学データサイエンス学部を知り、1期生として入学。1、2年で基礎を学び、3年生のゼミでデータサイエンスの実践での活用方法や起業の仕方を習得した。
マーケティングのリサーチや分析を担う企業は大手が多く、活用を希望する中小企業にとっては「コストがかかる」という。そのため中小企業が「一歩を踏み込みやすい」受け皿として起業を決意し、卒業後の昨年6月5日、同級生と一緒に合同会社を学内に設立。「未定の未来を確定させたい」との思いから社名をmiteiにし、データサイエンティストの資格を持つ井本さんが代表に就いた。
DSシリコンバレーの拠点へ
製造・物流・小売など多分野で
主な事業は▽注文データやPOS(販売実績)データから顧客やその行動などの分析▽倉庫の入出荷のデータ管理▽新規事業の立ち上げ支援(ニーズ調査や簡易なホームページ作成など)▽テレビ局におけるデータ放送から得られるデータ活用▽機械の異常検知モデル作成―など。
取引先はメーカー、物流、小売業、経営コンサルタント業など多岐にわたる。井本さんは「ニーズはさまざまな分野、業界にあるため、会社の認知度を広めていきたい。将来的にはデータサイエンスのシリコンバレーの拠点になれるよう、また先頭に立てるような会社にしたい」と意気込みを語った。
最後に彦根の印象について、井本さんは「何でもあるのでちょうどいい街で住みやすい」と笑顔を見せながら「彦根をはじめ湖東・湖北エリアの中小企業の皆さんは温かい雰囲気。これからも中小企業にプラスになることを論理的に提案していきたい」と話した。問い合わせはmitei☎080(6281)8451。
マーケティングのリサーチや分析を担う企業は大手が多く、活用を希望する中小企業にとっては「コストがかかる」という。そのため中小企業が「一歩を踏み込みやすい」受け皿として起業を決意し、卒業後の昨年6月5日、同級生と一緒に合同会社を学内に設立。「未定の未来を確定させたい」との思いから社名をmiteiにし、データサイエンティストの資格を持つ井本さんが代表に就いた。
製造・物流・小売など多分野で
主な事業は▽注文データやPOS(販売実績)データから顧客やその行動などの分析▽倉庫の入出荷のデータ管理▽新規事業の立ち上げ支援(ニーズ調査や簡易なホームページ作成など)▽テレビ局におけるデータ放送から得られるデータ活用▽機械の異常検知モデル作成―など。
取引先はメーカー、物流、小売業、経営コンサルタント業など多岐にわたる。井本さんは「ニーズはさまざまな分野、業界にあるため、会社の認知度を広めていきたい。将来的にはデータサイエンスのシリコンバレーの拠点になれるよう、また先頭に立てるような会社にしたい」と意気込みを語った。
最後に彦根の印象について、井本さんは「何でもあるのでちょうどいい街で住みやすい」と笑顔を見せながら「彦根をはじめ湖東・湖北エリアの中小企業の皆さんは温かい雰囲気。これからも中小企業にプラスになることを論理的に提案していきたい」と話した。問い合わせはmitei☎080(6281)8451。