彦根市内の飲食店街の袋町が新型コロナウイルスで大きな影響を受けている。先月の市内で発生した接待を伴う飲食店でのクラスターにより、風評被害にもあっており、支援を求める声があがっている。
くらぶ浜など4店を経営する松原富子さん(76)によると、休業した月を除き、売り上げが前年同月比74%減になるなど落ち込んでおり、一日に出勤する従業員数を減らしたり、店の経営を3店に縮小したりするなどで対処。さらに松原さんの保険を解約したり、物品を売却したりして維持しているという。
そして先月のクラスターの公表内容が「接待を伴う飲食店」だったため、一部市民の間には「袋町(くらぶ浜)ではないか」との誤った情報が広まり、従業員からも「開店、勤務しても大丈夫か」などの声が寄せられたという。
袋町の飲食店などが加盟する滋賀県社交飲食業生活衛生同業組合の彦根支部は▽一定期間の夜間営業飲食店の休業もしくは時短営業▽協力給付金―を求める要望書を1月21日に大久保市長へ提出。また松原さんは知人を通じて三日月大造知事に「緊急の支援」を求める陳情書を出した。
松原さんは「このままだと袋町は破滅の道を進む。袋町で経営を始めて今年が53年目。色々、厳しいことがあったが、今が一番大変。特に先が見えないことがつらい」と話していた。
くらぶ浜など4店を経営する松原富子さん(76)によると、休業した月を除き、売り上げが前年同月比74%減になるなど落ち込んでおり、一日に出勤する従業員数を減らしたり、店の経営を3店に縮小したりするなどで対処。さらに松原さんの保険を解約したり、物品を売却したりして維持しているという。
そして先月のクラスターの公表内容が「接待を伴う飲食店」だったため、一部市民の間には「袋町(くらぶ浜)ではないか」との誤った情報が広まり、従業員からも「開店、勤務しても大丈夫か」などの声が寄せられたという。
袋町の飲食店などが加盟する滋賀県社交飲食業生活衛生同業組合の彦根支部は▽一定期間の夜間営業飲食店の休業もしくは時短営業▽協力給付金―を求める要望書を1月21日に大久保市長へ提出。また松原さんは知人を通じて三日月大造知事に「緊急の支援」を求める陳情書を出した。
松原さんは「このままだと袋町は破滅の道を進む。袋町で経営を始めて今年が53年目。色々、厳しいことがあったが、今が一番大変。特に先が見えないことがつらい」と話していた。