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Channel:     滋賀彦根新聞
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ひこにゃん使いコロナ差別の啓発ポスター

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 新型コロナウイルスの感染者や医療従事者に対する差別や誹謗中傷が各地で報告されているため、彦根市は啓発のためにひこにゃんを使ったポスター(写真)を作り、市内各所に配布している。
 市人権政策課によると、市内の感染者らに対して差別や誹謗中傷は報告されていないとしているが、滋賀彦根新聞が感染者の家族に取材したところ、近隣住民からの差別とみられる言動があったという。
 市は新型コロナに関する差別などを防止啓発するため、これまでに広報ひこね9月1日号への折り込みと市ホームページ向けの啓発チラシ2枚を作成。啓発をさらに広めるため「会えなくてもきっとつながることはできる」と書かれたボードを手にしたひこにゃんを使ったポスターを新たに作った。ポスターには「STOPコロナ差別 みんなが笑顔で暮らせるまちに」「ソーシャルディスタンスを保ちつつ心の距離を近づけましょう」とも書かれている。
 B2判200枚とB3判500枚を作成し、市の施設や大津地方法務局彦根支局、彦根公共職業安定所、彦根保健所、学校、市内スーパー、金融機関、駅などに9月28日から順次、配布している。
 なお県は新型コロナで人権侵害を受けた県民を対象に「ほっとらいん」を開設している。問い合わせは☎ファクス077(523)7700。

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