彦根市社協は、新型コロナウイルスの感染拡大防止の影響に伴う学校の臨時休校で使われなくなった給食の食材を活用し、生活困窮者や母子家庭などの世帯向けに弁当や食材の残りを無料で配布している。
休業要請に伴って収入がなくなるなど経済的に困窮している世帯が出ているため、「あったかごはんプロジェクト」と題して、市給食センターで残った食材を使って市内の協力店が作った弁当や冷凍・冷蔵の残りの食材を提供している。
日時と場所は祝日を除く月~土曜の午前11時から午後2時まで市男女共同参画センター・ウィズの軽運動室(火曜のみ市社協事務所)。5月1日までだが、延長の場合もあり。市社協職員やフードバンクひこねのボランティアらが配布する。本紙が取材に訪れた25日はイワシ10個入りやサケの切り身5切れのフライの冷凍、弁当が配られていた。
弁当約50人分、食材約30人分を用意。問い合わせは市社協☎(22)2821。