少年少女の相談相手など成長を見守る若者団体「彦根BBS会」のキックオフイベントが18日に長曽根町の教禅寺で行われた。
BBSはBig Brothers and Sisters Movementの略称。少年院など施設から出てきた保護観察中の少年少女らに、20代や30代の若者が兄姉のように接して非行の無い社会環境を築こうと、全国各地の市区町村や大学に約500団体のBBS会がある。
会員は少年少女たちと一緒に遊んだり、非行防止の啓発活動をしたり、必要な知識を習得したりする。彦根BBS会は2018年5月に結成され、滋賀県立大学のサークル「県大ファーム」の学生2人を加え、現在は社会人4人と学生3人が会員。
もちつきやライブ
教禅寺で18日
キックオフイベントは午前11時~もちつき、午後0時半~書道パフォーマンス、同1時~Cocoroさんのライブ。カロムやビリヤードでも遊べる。副代表で教禅寺住職の青柳円慎さん(31)は「老若男女や地域関係なく、誰でも自由に来て交流してほしい」と来場を呼びかけていた。子どもの参加無料、大人100円。問い合わせは教禅寺☎(23)8432。