彦根東高野球部のレギュラーメンバーのうち彦根の3選手が通っていた中学校の野球部監督と主将ら部員たちが、各選手を激励した。
武田選手の母校・彦根東中野球部の部員は32人。松宮泰彦監督(44)は「武田選手は東中時代、キャプテンをしていた。礼儀正しく、部員の信頼も厚かった。キ
ャッチャーのほか、4番打者を務め、チームの大黒柱だった」と絶賛。「人一倍、努力をする選手で、その努力が実って夢の舞台に立てたと思う。甲子園でも活躍してほしい」と励ました。 主将の樋口孝二郎君(13)=2年生=は「みんなの夢の舞台の甲子園で思いっきりプレーしてほしい。僕も甲子園を目指したい」と話していた。
谷澤選手と田中選手の母校・彦根中学校野球部の部員は30人。伊藤直監督(32)は両選手の2、3年生の時に監督を務めた。谷澤選手について「守備がうまく、打撃は野手の間を抜くことを心がけていた」、田中選手については「当時はエースで野球センスがあった。ボールを捉えるのがうまい」と解説。「2人とも滋賀の代表として、自信をもってプレーし、勝利を目指してほしい」と語った。
主将の尾畑瑛君(14)=2年生=は「小中学校が同じ先輩ががんばっている姿はすごい。僕も東高に入って甲子園を目指したい」と抱負を述べていた。