正月を前に華道・翠香(すいこう)流が12月26日、彦根城博物館の入り口前に「大生け花」を制作。ひこにゃんも手伝った。
翠香流は正月のしつらえとして、毎年この時期に生けている。今年は家元の御代翠萌(みよすいほう)(本名・麻理子)さん(46)と門人6人が約2時間かけて制作し、終盤にはひこにゃんも加わった。
今年は竹を4㍍四方で囲んだ「結界」の中に、彦根城内の竹や梅、ツバキのほか、松ぼっくりなど計6種類を使って「望」をテーマに高さ2・5㍍で表現。来年の干支のネズミや五輪のマークをイメージした作品も取り入れた。
御代さんは「天皇陛下が即位され、令和になった。子も干支の最初でまさにスタートの年。新しい年にふさわしい作品を仕上げました」と話していた。展示は新年1月15日まで。