彦根市教委は8月1日から、教職員の勤務時間の縮減を目的に市立小中学校に「自動音声対応電話」を導入している。
教職員の長時間勤務の常態化を無くして、本来の教育業務に専念できる環境を作ろうと、県教委が策定した「学校における働き方改革取組方針」に基づいて導入。
自動音声対応電話の日時は、平日の午後7時から翌朝午前7時45分までと、土日祝日など閉校日、長期休業期間だが、これらの日時以外にも自動音声対応電話を取り入れる学校もあるという。
児童生徒の緊急時には警察や消防、市役所への連絡を求めている。市教委は「教職員が心と体にゆとりを持って子どもたちと向き合い、教育業務に専念できる環境を整えたい」としている。