彦根市芹中町の井上仏壇店は、仏壇の内部に国宝・彦根屏風と彦根城天守を描いた仏壇を製造。納品を前に24日にマスコミに公開した。
彦根仏壇を含め、仏壇には花鳥や山水などのほか、金閣寺など京都の名所や近江八景が描かれることはあるが、同店によると、彦根関連の図柄が描かれた仏壇は見たことがないという。
同店は芹橋2丁目の山田順彦(としひこ)さん(57)の依頼を受け、4月から製造を開始。経本や数珠などを入れておく場所の引き戸(横幅50㌢×高さ15㌢)に彦根屏風の登場人物、経本を置く引き台(横幅23㌢×奥行き20㌢)に西南方面から見た彦根城天守とその背景を配した。
彦根屏風の絵はカラー色を出すため京都府宇治市の彩色師に制作を依頼。金箔の上に岩絵の具でカラフルに描かれている。また彦根城天守は彦根仏壇の蒔絵師によって最上級の金を使って作られた。
完成した仏壇を前に山田さんは「気に入っています。彦根城や彦根屏風をはじめ、彦根にはいいものが多くある。仏壇に描くことで、彦根(仏壇)をさらにPRすることができるのでは」と話していた。
同店では要望があれば今後も製造する。完成には約4カ月かかる。問い合わせは同店☎(22)1587。
彦根仏壇を含め、仏壇には花鳥や山水などのほか、金閣寺など京都の名所や近江八景が描かれることはあるが、同店によると、彦根関連の図柄が描かれた仏壇は見たことがないという。
同店は芹橋2丁目の山田順彦(としひこ)さん(57)の依頼を受け、4月から製造を開始。経本や数珠などを入れておく場所の引き戸(横幅50㌢×高さ15㌢)に彦根屏風の登場人物、経本を置く引き台(横幅23㌢×奥行き20㌢)に西南方面から見た彦根城天守とその背景を配した。
彦根屏風の絵はカラー色を出すため京都府宇治市の彩色師に制作を依頼。金箔の上に岩絵の具でカラフルに描かれている。また彦根城天守は彦根仏壇の蒔絵師によって最上級の金を使って作られた。
完成した仏壇を前に山田さんは「気に入っています。彦根城や彦根屏風をはじめ、彦根にはいいものが多くある。仏壇に描くことで、彦根(仏壇)をさらにPRすることができるのでは」と話していた。
同店では要望があれば今後も製造する。完成には約4カ月かかる。問い合わせは同店☎(22)1587。