彦根市の夢京橋キャッスルロードでこの季節の恒例となった「打ち水」が、今年も大暑の23日から始まった。宗安寺前で20日に開かれた打ち初め式には、浴衣姿の女性や子どもたち10人のほか、ひこにゃんらゆるキャラたちも応援に駆けつけ、桶の水を手やひしゃくですくいながら道路にまいた。 打ち水は周囲の気温を2度程度抑える効果があるとされ、彦根夢京橋商店街振興組合(38店)では、平成18年から「水道水を使わない」というルールを設けて、風呂の残り水などで行っている。 打ち初め式でひこにゃんらが水をまくと、見学に訪れた観光客ら約50人が写真撮影などをしていた。処暑の8月23日まで各店舗前で行われる。