50回目のひこねで朝市が18日に県護国神社で行われ、約650人が来場した。今回は19店舗が出店したほか、築城410年祭を記念し、顔出し看板がいろは松前に登場し、観光客らが記念撮影に収めていた。
顔出し看板は朝市の実行委員会が彦根城築城410年祭の市民創造事業の一環として企画。平成24年9月の1回目から出店している長浜市のあやべとうふ店の店主・綾部徹郎さん(49)が製作を担当し、182㌢四方の板に江戸時代の魚売りの男性と購入しに来た女性を描いた。背景には彦根城天守のほか、飛び出し坊ややサラダパンで有名なつるやパンなども登場している。今後は微調整をして来月以降の朝市でも設置する予定。この日の午後には天秤棒をかついで朝市の品物を販売するイベントも催された。