彦根市立城西小学校で12日、「緑のカーテン」の育て方講習会があり、京都府福知山市のゆるキャラのゴーヤ先生が講師として来校し、5年生に育て方を教えた。ひこにゃんとビバッチェくんもゲストとして訪れ、講習会の様子を見守った。
地球温暖化や省エネルギー対策に役立つ緑のカーテンについて学んでもらおうと、彦根市と福知山の市民団体・福知山環境会議が共催。前日のビバシティ彦根での講習会に続いて行われた城西小では、話すことができるゴーヤ先生が講師となり児童68人に教えた。
前半の講座は室内でゴーヤ先生が5つの約束として▽ゴーヤの気持ちになって植えましょう▽協力して水やりをやりましょう▽10日に1回、肥料をあげましょう▽(先端の芽を摘み取る)摘芯をしましょう▽夏休みまでに花と小さな実を取りましょう―を教えた。
後半は保健室前の屋外で、児童たちが5、6人ずつに分かれてプランター12個に肥料と土を入れ、水やりをした後、ひこにゃんらが見守る中で苗を植えた。児童の上田心音さん(10)は「ゴーヤ先生との5つの約束を守って大切に育てていきたい。大きく育ってほしい」と話していた。