築城410年祭を記念し、航空自衛隊のブルーインパルスが6月4日午後1時ごろから約20分間、彦根城周辺の上空を展示飛行する。ブルーインパルスの飛行は県内初だという。
機体は全長約13㍍、幅約9・9㍍、高さ約4・6㍍、重さ約3・7㌧で、2人乗り。最大速度は時速約1040㌔㍍・最大航続距離は約1300㌔㍍。青と白に彩られており、当日は6機がハートマークを描く「バーティカルキューピッド」や星型の「スタークロス」=写真は航空自衛隊提供=など約20種類ある演目のうち数種目を披露する。
滋賀県と彦根市が航空自衛隊に要請して実現した。ルートなど詳細は調整中で、近く発表される。 金亀公園では午前10時から午後3時ごろまでステージイベントが開催。パイロットのトークショー、自衛隊の音楽隊による演奏、市内高校の吹奏楽部による演奏、7月から天秤櫓で開催の「関ヶ原」展のトークショーなどがある。飲食ブースなども設けられる。当日は午前9時から午後4時まで城内が交通規制されるほか、交通渋滞が予想されるため、彦根市では公共交通機関での来場を呼びかけている。なお悪天候時やドクターヘリが飛行する際は中止になる。