昨年1月から新社屋の建設を開始し、約2万9889平方㍍の敷地に鉄骨3階建て延べ約1万4319平方㍍の建物を完成させ、「HATOC(ハトック)」の愛称で今月13日から業務を開始した。
1階には執務ゾーン、商談室、テストキッチンなど、2階には商談室、応接室、特別会議室、関連会社のオフィスなど、3階には学び舎「奉創感(ほうそうかん)」、社員食堂、宿泊室のほか、650人以上が入れるHATOCホール、創業者・夏原平次郎のデスクを再現し歴史や理念などを学ぶ展示室がある。
見学会の冒頭の記者会見で夏原平和社長は「社員同士がコミュニケーションをとりやすいような環境にした。3月には60周年を迎えるが、100周年に向けて40年以上使っていける本部にしていきたい」と話した=写真。会見後は新社屋内を記者陣に案内していた。