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Channel:     滋賀彦根新聞
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「親の子ども化」を憂える

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 自殺に追い込む悪質ないじめ、児童・生徒間または教師への暴力、理不尽な要求を学校に押し突きつける保護者(通称・モンスターペアレント)・・・、学校現場を巡る問題を列挙すると際限がないが、その「学校崩壊」とも言える最大の悪因は親にあり、小生はその親の様を「親の子ども化」と呼んでいる。
 そもそも論の話になるが、教師は教科を教える立場であり、子どもの礼節などをしつけるのは親の務めである。
 小生はこれまでに自宅近くや訪問先の学校で、危険行為をしたり、暴言をはいたりした児童たちに対し、強く叱ったことがある。小生の子ども時代は、近所には「かみなりおやじ」がいて、毎日のように叱られ、時にはゲンコツもされた。今となっては良い思い出だが、現代において他人の子どもにゲンコツをしようものなら、「体罰だ。暴力だ」「他人の子に手を出すな」と怒鳴り込んでくるバカな親もいるかもしれぬ。小生にも子どもがいるが、人様に迷惑をかけたり、大人に暴言をはいたりしたならば、ゲンコツの一つや二つはしていただきたいと思うのが親の性(さが)だと思うのだが。
 小生の持論として、「人」は幼児期から中高生にかけてようやく「ヒト」になり、「成人」を迎えた後、男の場合は30歳を過ぎたころに「大人」になると考える。しかし、ヒトになる時期に甘やかした指導をすると、必然的に大人になることができず、子どもが親になるという不幸を生む。
 小生はその不幸な様を「親の子ども化」と呼んでいるが、自身(自分の子ども)の事しか考えない子どものような親(大人?子ども?)が我々の回りに少なからずいるのは残念ながら事実である。そのような親たちが子どもを健全に教育できるわけがない。
 つまり教育行政の元来の課題は、例えば世間で声高に叫ばれている「体罰を撲滅させる」ことよりも、子どもが子の親になるという「負の連鎖」をいかに食い止めるか、である。そのためには、学校での教育カリキュラムに、例えば「奉仕活動」や「道徳」といった公共心を育てる科目を取り入れるなどの良策が求められよう。【山田貴之】

児童文学作家・新美南吉の絵本原画展 鈴木靖将さん描くギャラリーコジマで

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 児童文学作家・新美南吉の絵本原画展が26日から彦根市銀座町のギャラリーコジマで開かれる。絵本の読み聞かせ会もある。
 新美は大正2年(1913)に生まれたが、幼いころに母親を亡くした。中学校のころから創作活動を始め、18歳の時に名作「ごんぎつね」を発刊した。29歳で亡くなるまで、童話や小説、詩、動揺などを創作した。今年で生誕100年。
 ギャラリーコジマでは、新美の「ごんぎつね」「かげ」「木のまつり」「にひきがえる」の作品をテーマに、日本画家の鈴木靖将さん(大津市)が描いた原画を展示する。読み聞かせ会は27日午後2時~と8月4日午後7時~。開館は午前10時半~午後6時、8日まで。休館は1日と2日。平和堂銀座店の駐車券あり。

サンセットクルーズ・びわ湖ハイボール号 彦根港から運航開始

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 琵琶湖上で夕日を見ながらハイボールで乾杯できる「サンセットクルーズ・びわ湖ハイボール号」が、26日から彦根港発で運航される。
 近江鉄道グループのオーミマリンが琵琶湖の夏の風物詩として今年から運航を開始。午後6時15分に彦根港発、多景島周辺を回遊した後、1時間後に帰港する。
 サントリーのハイボールとソフトドリンクが飲み放題。船内でビールやつまみの販売も。運航日は8月18日までの金土日と8月13日~15日。子どもには土産付き。一人2000円。定員100人。申し込みはオーミマリン彦根港支店℡(22)0619。

ご当地キャラ博in彦根 224体参加申し込み

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 ゆるキャラまつりから名称を変更した「ご当地キャラ博in彦根」へのキャラクターの参加申し込みが、当初の予定を上回る224体となり、実行委員会では急きょ会場を広げる措置をとった。
 全国的に同様のイベントが開催されているため、実行委員会ではご当地キャラクターの聖地としての地位を保つため、全国の選りすぐりのキャラクターたちによるイベントにしようと、名称の変更と共に今年から「参加制限」を設けた。参加希望団体には意気込みまたはアピールしたいことの文書(400字まで)と、任意としてPR動画の提出を求めた。
 参加制限により、当初は100体ほどを見込んでいたが、182団体から224体の応募があった。ほぼすべてのキャラクターが参加する予定で、会場も当初の夢京橋キャッスルロードや四番町スクエア、銀座・花しょうぶ通り商店街のほか、京橋駐車場なども活用することにした。
 ホームページ(http://yuru-chara.jp/hikone2013/)で参加キャラの動画などを来月初めにも公開する。ご当地キャラ博は10月19、20日の両日午前9時〜午後3時に開催される。

彦根屏風や彦根城天守描いた彦根仏壇製造、井上仏壇店

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 彦根市芹中町の井上仏壇店は、仏壇の内部に国宝・彦根屏風と彦根城天守を描いた仏壇を製造。納品を前に24日にマスコミに公開した。
 彦根仏壇を含め、仏壇には花鳥や山水などのほか、金閣寺など京都の名所や近江八景が描かれることはあるが、同店によると、彦根関連の図柄が描かれた仏壇は見たことがないという。
 同店は芹橋2丁目の山田順彦(としひこ)さん(57)の依頼を受け、4月から製造を開始。経本や数珠などを入れておく場所の引き戸(横幅50㌢×高さ15㌢)に彦根屏風の登場人物、経本を置く引き台(横幅23㌢×奥行き20㌢)に西南方面から見た彦根城天守とその背景を配した。
 彦根屏風の絵はカラー色を出すため京都府宇治市の彩色師に制作を依頼。金箔の上に岩絵の具でカラフルに描かれている。また彦根城天守は彦根仏壇の蒔絵師によって最上級の金を使って作られた。
 完成した仏壇を前に山田さんは「気に入っています。彦根城や彦根屏風をはじめ、彦根にはいいものが多くある。仏壇に描くことで、彦根(仏壇)をさらにPRすることができるのでは」と話していた。
 同店では要望があれば今後も製造する。完成には約4カ月かかる。問い合わせは同店☎(22)1587。

夏の甲子園初出場の彦根東高校 決勝後に校内で壮行会

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 29日の高校野球滋賀大会決勝で勝利した彦根東高校野球部員の帰校に合わせて、その日の夕方には校内の体育館で優勝報告会と全国大会出場壮行会が開かれ、生徒や保護者、教職員、OBら約500人が参加した。
 中島清承部長からベンチ入りした選手20人の紹介があった後、主将の山中俊亮選手=3年生=が「滋賀県代表の名に恥じぬよう全力でプレーしたい」と抱負。村中隆之監督は「夏の大会でチームを完成させようと思っていた。ノック用のバットにヒビが入っており、今日(決勝)の練習で割れると思ったが、割れなかった。甲子園で完成させろということだ」とあいさつ。
 生徒会長の早崎佑亮君=2年生=は「今回の成果は日々の厳しい鍛錬の賜物。甲子園でも活躍されることを願っています」と激励。善住喜太郎校長は「東高の生徒は赤鬼の子ども。鬼を指導する先生は甘くない。明日からも容赦しない」と、独特の表現で励ました。
 東高野球部は今後、8月1日に県庁での壮行会、2日に甲子園で練習、5日に抽選会に参加し、8日の開幕式にのぞむ。合間には彦根市役所での壮行会もある。

彦根東高出身の田原総一朗さん・細野豪志さんら祝福コメント

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 夏の甲子園、初出場を決めた彦根東高校野球部。「文武両道」「自学自習」を校是に県内屈指の進学校として知られる東高の卒業生には、政財界で活躍する人もいる。滋賀彦根新聞は、東高出身の著名人や政治家、市内の関係者に野球部への祝福のコメントを依頼。以下で一部を紹介する。
 ジャーナリストで在校時は野球部に所属していた田原総一朗さん「本当に本当におめでとうと言いたい。こんなにうれしい事はなく、とにかくがんばってほしい。時間が合えば、甲子園にも行きたい」。
 民主党前幹事長で衆院議員の細野豪志さん「伝統のある東高も夏の甲子園出場は初めて。はつらつとした姿を全国の皆さんに見せてください」。
 民主党の滋賀選出参院議員・林久美子さん「私の高3の時は決勝で敗れた。今年の選手はよくがんばった。滋賀の誇り。体に気をつけて、いい試合をしてほしい」。
 昭和28年春の選抜大会にキャッチャーで出場した経験がある東高野球部後援会長の中村善一郎さん「よくがんばった。この勢いを甲子園でも発揮してほしい。市民の皆様のご支援もいただきたい」。
 同窓会組織・金亀会会長で彦根選出の県議・細江正人さん「(校舎が改修中のため)グラウンドが大変な中での優勝。かくなる上は大応援団を結成したい。選手たちには普段のような実力を発揮してもらいたい」。
 彦根選出の県議・中沢啓子さん「野球少年たちの目標になるよう、赤鬼魂で思いっきり頑張って、皆の記憶に残る試合をして下さい。是非、応援に行きたい」。
 彦根商工会議所会頭の北村昌造さん「近江高校との彦根対決を見たかったが、東高が優勝しうれしい限り。勝ち進んでもらいたい」。
大久保市長もコメント
 大久保貴市長は「私たち彦根市民にとても大きな喜びで、誇りでもあります。歴史と伝統に輝く彦根東の赤鬼魂で、優勝を目指してがんばってください」とのコメントを発表した。
市民から祝福・激励の言葉募集
 彦根東高野球部の甲子園出場に合わせて、滋賀彦根新聞は読者の皆様からお祝いのコメントを募集します。3040字ほどのコメントと、氏名、年齢、住所、連絡先を弊社まで、メール(shigahikone@nifty.comかファクスで送ってください。頂いた中から選考の上、8月7日(水)の紙面で予定している東高特集で紹介します。

彦根東高野球部の激励会 彦根市役所で、懸垂幕も設置

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 夏の甲子園出場を決めた彦根東高校野球部の激励会が31日、市役所で開かれた。
 激励会には善住喜太郎校長、県大会でベンチ入りした部員20人、村中隆之監督らが参加し、市職員や市議、OBら約200人から大きな拍手と歓声を受けながら入庁。
 善住校長の優勝報告後、村中監督は「悲願ではなく、希望の光だと思い、甲子園出場を目指して戦い、一戦一戦、たくましくなってきた。甲子園初勝利を目指してがんばりたい」とあいさつ。
 大久保貴市長は「1分でも1秒でもほかの選手より長く甲子園の場に立ってもらい、メダルと共にまたお迎えしたい」と話し、激励金を手渡した。
 山中俊亮主将は「彦根市民の皆さんの代表として、恥じないプレーをしてきたい」と抱負を述べた。
 彦根東高校の甲子園出場を祝う懸垂幕が30日、彦根市役所に掲げられた。懸垂幕は縦15㍍×横1・5㍍の大きさで、赤色と黒色で「祝 甲子園出場 彦根東高等学校」と書かれている。
 また市役所玄関と市民会館のベランダ、彦根駅西口前には横断幕も設置された。

彦根北びわ湖大花火大会 1万発打ち上げられる

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 彦根北びわ湖大花火大会が1日、松原水泳場近くで行われた。前半を終えた時点で、来場者による遊泳のため一時中断することもあったが、「愛」「勇気」「元気」をテーマに3部構成で、芸術花火やひこにゃん花火、東北匠の技など約1万発が彦根の夜空に打ち上げられた

彦根城内8カ所の案内板 滋賀県立大生が製作

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 滋賀県立大学の学生が彦根城内8カ所にある案内板を新たに製作した。
 作ったのは環境科学部環境デザイン学科4年生の山田有希さん(23)と高橋朋之さん(22)。元々の案内板は平成元年から同3年にかけて市によって作られ、表門、馬屋前交差点、大手門、大手前券売所、天秤櫓堀切、黒門、天守前広場、西の丸広場に設置された。
 20年以上の経過により、表示が見えにくくなるなど劣化が目立っていたため、市教委文化財課は県立大に製作を依頼。高橋さんらは彦根市都市計画図を基に現地で写真撮影をしたり、さまざまな資料を参考にしたりして完成させた。
 出来映えについて山田さんは「見やすくなったという声を耳にし、作って良かった」と話していた。

彦根シティマラソン出場者募集

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 彦根シティマラソンの出場者の募集受付が始まった。
 県立彦根総合運動場陸上競技場をスタート地点に、11月10日午前9時15分(5㌔と10㌔)と同20分(3㌔)にスタート。3つのコースで小学生から大人、車いすの計13部門で、3㌔1500人、5㌔・10㌔計2500人を募集。参加費は1300円~3700円(ペア含む)。
 ゴール後にドリンクと豚汁サービス。オリジナルTシャツプレゼントも。インターネット(http://runnet.jp/)で申し込んだ後、コンビニで払い込みまたはクレジットカード払いをする(締め切りは9月13日)か、募集要項の振り込み用紙に必要事項を記入し、ゆうちょ銀行または郵便局で支払う(同8月30日)。
 募集要項は市役所、支所・出張所など市の施設、市内郵便局などにある。問い合わせは市教委保健体育課内の事務局☎0749(24)7975。

吉田敬三写真展&原爆と戦争展 あけぼのパーク多賀で、彦根市役所では広島・長崎展

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 企画展「吉田敬三写真展・被爆2世の肖像in Shiga&パネル展・原爆と戦争」が、あけぼのパーク多賀で9月1日まで開かれている。同館開館15周年記念。
 吉田さんは1961年、長崎県大村市生まれの被爆2世のフリー写真家。陸上自衛隊少年工科学校、法政大学を卒業し、出版社勤務を経てフリーの写真家に。カンボジアやアフガニスタンなどで戦場報道を経験。日本社会事業大学を2010年に卒業しており、社会福祉士や介護福祉士などの資格も持つ。
 「(被爆)2世や3世への差別や偏見など誤解を解くと共に、平和のメッセージとなることを信じ」(吉田さん)、2世の人たちの姿を撮影。メッセージと共に各地で企画展を開いている。多賀ではパネル5点と、被爆2世43人の写真40点とメッセージを展示している。
 また同館のホールでは、下関原爆展事務局が戦争体験者に取材して編集した写真入りのパネル約100枚を、「第二次世界大戦の真実」「沖縄戦の真実」「原爆と峠三吉の詩」など6部門に分けて展示している。
 同館館長の西河内靖泰さん(59)=愛荘町=も母親が広島で被爆した二世。西河内さんは「政治的、イデオロギー的な立場を越えて、被爆者の思いや2世・3世たちの迷いを受け止めてもらおうと企画した」と話している。開館は午前10時~午後6時(土日は同5時)。月曜休館。入館無料。問い合わせは多賀町立図書館☎(48)1142。
 吉田敬三さんの講演会が24日午後2時~あけぼのパーク多賀で開かれる。テーマは「被爆2世の肖像」。定員40人。申し込みは同図書館へ。
ヒロシマ・ナガサキ展
 ヒロシマ・ナガサキ原爆展が彦根市役所などで行われている。市が毎年、この時期に開催しているが、29回目の今年も昨年に続き彦根ユネスコ協会との共催。
 市役所1階ロビーでは広島で被爆被害にあった現物10点や若葉小学校にある「被爆アオギリ」、市立図書館では戦時中の彦根の写真7点、市民会館では長崎の被爆後の写真パネル42点や平和市長会議原爆ポスターなどを展示。また修学旅行で広島に行った平田小と沖縄に訪問した鳥居本中の児童生徒による学習報告を市役所と図書館で交互に展示している。
 いずれも入場無料。16日まで。休館は市役所が土日、図書館が月、市民会館が火曜。

彦根東高 初戦は岩手の花巻東高

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 全国高校野球選手権大会の組み合わせ抽選会が5日に行われ、滋賀県代表の彦根東高校は大会6日目の第3試合に岩手県の花巻東高校と対戦する。東高のOBらで組織の東高野球部甲子園出場実行委員会(会長・細江正人金亀会長)では応援バスの手配などに乗り出した=写真は東高に設置された垂れ幕。
 初戦の花巻東高は制球力が武器の細川稔樹投手を中心に豊富な投手陣がいるほか、守備力と機動力で県大会を勝ち抜いてきた。手堅い野球が持ち味の東高と似たチーム。
 実行委では東高内に応援バス用の事務所を設置。バス約50台で応援に駆けつける予定で、事務所には近江トラベルの社員が常駐し対応にあたっている。

彦根東高野球部 彦犬からは武田圭太・谷澤翼・田中良の3選手

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 彦根東高野球部のレギュラーには彦犬地区から3年生の3選手が入っている。彦根東中学出身でキャッチャーの武田圭太選手(写真上)=原町、いずれも彦根中学出身でサードの谷澤翼選手(中)=高宮町=とレフトの田中良選手(下)=同=に抱負などを聞いた。  
 武田選手は佐和山小2年の時に野球を始め、その時からキャッチャーだった。エースの平尾拓也投手=3年生=は昨年夏の大会後からバッテリーを組む武田選手について「信頼している。打撃も良い場面で打ってくれる」と称賛。この言葉に対し武田選手は「ショートバウンドをしっかり止める事を心がけていることが信頼を得ているのかも」と答え、平尾投手に対しては「技巧派だから敵から見たら、嫌な投手だと思う。インコースのコントロールとスライダーが良くなれば、勝ち抜くことができる」と分析。甲子園では「強く正確に塁に送球できるようにしたい。打撃ではチームバッティングに徹したい」と話していた。
 同じ彦中出身で高宮小3年生以降の少年野球時代から一緒だという谷澤選手と田中選手は野球の外でも仲が良い。自慢できる所として、谷澤選手は「セーフティーバントと右打ち」、田中選手が「盗塁」と、共に小技と俊足が持ち味。互いの印象について谷澤選手は「田中選手は走塁がうまく、大胆な性格」、田中選手は「小技がすごくうまい。性格はおっとりしている」と真逆の性格のようにも思えるが、甲子園での戦い方は?の質問に谷澤・田中両選手とも「エンドランなどでランナーを送るなど、できることを確実にし、野手で平尾投手を楽にさせてやりたい」と、チームプレーに徹する姿勢を見せている。
 レギュラーの3選手のほかに、控え組には彦犬地区から2年生の川副智哉投手=甲良中=と、外野手で3年生の増田朱芳選手=稲枝中=が入っている。

彦根東中と彦根中の野球部員ら激励「東高入って甲子園目指したい」

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 彦根東高野球部のレギュラーメンバーのうち彦根の3選手が通っていた中学校の野球部監督と主将ら部員たちが、各選手を激励した。
 武田選手の母校・彦根東中野球部の部員は32人。松宮泰彦監督(44)は「武田選手は東中時代、キャプテンをしていた。礼儀正しく、部員の信頼も厚かった。キ
ャッチャーのほか、4番打者を務め、チームの大黒柱だった」と絶賛。「人一倍、努力をする選手で、その努力が実って夢の舞台に立てたと思う。甲子園でも活躍してほしい」と励ました。
 主将の樋口孝二郎君(13)=2年生=は「みんなの夢の舞台の甲子園で思いっきりプレーしてほしい。僕も甲子園を目指したい」と話していた。
 谷澤選手と田中選手の母校・彦根中学校野球部の部員は30人。伊藤直監督(32)は両選手の2、3年生の時に監督を務めた。谷澤選手について「守備がうまく、打撃は野手の間を抜くことを心がけていた」、田中選手については「当時はエースで野球センスがあった。ボールを捉えるのがうまい」と解説。「2人とも滋賀の代表として、自信をもってプレーし、勝利を目指してほしい」と語った。
 主将の尾畑瑛君(14)=2年生=は「小中学校が同じ先輩ががんばっている姿はすごい。僕も東高に入って甲子園を目指したい」と抱負を述べていた。

チアリーダーも毎日練習 応援団長・吉松元輝君「選手たちの緊張ほぐす」

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 甲子園でのアルプス席(応援席)での応援に合わせ、チアリーダー36人と野球部員ら約10人による応援団が結成。初戦に向けて毎日、練習に励んでいる。
 チアリーダーは、東高野球部が甲子園出場を決めた先月29日に学校から生徒にメールで募集の案内があり、翌日に体育館に集まった女子生徒のうち23人がチアリーダーとなり、31日以降の毎日午後4時から2時間、東高体育館で練習している。
 指導役は、東高が4年前の春の選抜大会に出場した際にも指導にあたった滋賀学園中学高校(東近江市)チアリーディング部コーチの村井三幸さん(37)。チアリーダーには同部の部員13人もメンバーに加わり、野球部のレギュラー9人の応援歌、選手交代・代打、ヒット、チャンス、得点のそれぞれの曲に合わせた振り付けを習っている。
 村井さんは「滋賀県代表の学校の選手たちを応援できるのはうれしい。東高生たちは飲み込みが早い」と話していた。
 チアリーダー代表の徳田郁香(ふみか)さん(16)=2年生=は普段はボート部の部員。「野球部に友だちがいて、少しでも力になれたらと思い、参加した。母も東高在校時にチアリーダーをやり、楽しかったとも聞いた。あせらずにがんばって振り付けを覚えたい」と意気込んでいた。
 応援団長を務めるのは東高野球部の吉松元輝(げんき)君(17)=3年生。一番打者の川端将広選手=3年生=の指名で県大会前の6月末に団長に就任した。甲子園に向けての練習は3日から始めた。「選手たちに応援が届かないと意味がない。選手たちの緊張をほぐすためにも応援をがんばりたい」と抱負。4年前の選抜大会で東高の応援団は最優秀賞(夏は表彰が無い)を受賞したが、「あの時のような応援団に近づけるよう引っ張っていきたい」と力を込めていた。

ひこね万灯流し 灯ろう1000個が芹川に

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 ひこね万灯流しが6日、芹橋周辺の芹川河川敷で行われ、灯ろう約1000個が流された。万灯流しに合わせて、NPO法人リンクスによる撮り歩き撮影会も開かれた。
 川に灯ろうを流して先祖の霊をなぐさめる夏の恒例行事で、市内の住職が宗安寺(本町)から各商店街を通り、会場までお練りをした後、河川敷の特設会場で法要が営まれた。暗くなった午後7時半ごろから来場者が灯ろうを一つずつ川に流すと、辺りは幻想的な雰囲気に包まれていた。
 会場では子どもたちに光の腕輪プレゼントや抽選会なども行われ、約5000人(主催者発表)が来場した。

彦根東高野球部応援の横断幕、パブリックビューイングも

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 全国高校野球選手権大会に滋賀県代表として出場している彦根東高を応援するため、市内商店街に横断幕が掲げられたり、初戦のパブリックビューイングを計画したり、市内の団体が応援態勢を整えている=イラストは東高卒業生作。
 銀座と花しょうぶ通りの各商店街には、それぞれ「祝 彦根東高校 祈健闘」と「巻き起こせ赤鬼旋風!」と書かれた横断幕が設置された。
 銀座商店街の銀座芝居小屋では13日の第3試合に予定されている初戦の花巻東高(岩手県)戦でパブリックビューイングを実施。巨大画面を設け、来場者と一緒に観戦する。アルコールなど飲み物やつまみの販売も。試合の順延にも合わせる予定。問い合わせは彦根銀座街商業協同組合☎(22)0466。
4番打者・大沢選手
 彦根東高野球部のレギュラーには稲枝出身の3年生・大沢視人選手=近江兄弟社中=も入っている。ライトを守り、打撃では4番打者としてチームを引っ張る存在だ。

彦根の花火大会 水際の警備強化へ、若者の危険行為で中断受け

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 1日に松原水泳場周辺で開催された彦根・北びわ湖大花火大会が、若者十数人による行為で約15分間中断した問題を受け、実行委員会は来年以降の花火大会で警備体制を強化する方針だ。
 実行委によると、花火大会中盤の午後8時ごろ、10代から20代の若者の集団が打ち上げ場所から600㍍以内の進入禁止エリアに、サーフボードに乗りながら一列に並んで、打ち上げ場所方向に泳いでいるのを市消防本部の職員が発見。打ち上げを中断させて、彦根署の警備艇がライトで照らしながら注意して岸に戻らせたという。
 15分間の中断後、花火大会は再開し、打ち上げ時間を短縮させるなどの措置で、予定より十数分遅れで終了した。花火大会は今年で64回目だが、船が近づいて数分の中断はあったが、長時間はこれまでなかったという。
 実行委は来年以降、警察と協議した上で水際の警備体制を強化するなどの対策を行う方針。

滋賀県護国神社でみたま祭13日〜

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 彦根市尾末町の滋賀県護国神社(山本賢司宮司)は13日から「みたま祭」を営む。
 戊辰戦争の戦死者を弔うために彦根藩が招魂碑を建てたのが同神社の始まり。以来、太平洋戦争までの数々の戦いにおいて命を落とした県内の戦没者の英霊を慰霊すると共に、感謝の誠と平和への祈りを捧げるため、毎年この時期にみたま祭を行っている。
 同神社の境内には約5000灯の提灯(ちょうちん)が飾られ、13日午後6時~点灯式、14日午後6時~献灯協賛者安全祈願祭、15日午前11時半~全国戦没者追悼慰霊祭、祭典後におにぎりと味噌汁の無料提供、午後6時~県下戦没者追悼慰霊祭がある。点灯は午後6時~同10時。
 拝殿では滋賀県遺族会による遺骨収集のパネル展、花道・翠香流の竹中翠香さんと翠香流社中による生け花展、彦根きり絵研究会によるきり絵あんどんの展示がある。このほか、焼き鳥や綿菓子、かき氷などの露店も出る。
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