新聞週間(15日~21日)に合わせて、滋賀彦根新聞は先の参院選から導入された18歳選挙権に関するアンケートを実施した彦根東高校新聞部にインタビューを実施。アンケート結果は16日発行の東高新聞で公表される。
インタビューには2年生の部長・江竜俊喜君(17)のほか、いずれも2年生で副部長の米田明日香さん(17)、18歳選挙権特集チーフの小梶敏幸君(17)、福島特集チーフの白木輝君(16)が同席した。
アンケートは7月10日に行われた参院選後に、1、2年生全員と参院選で選挙権があった3年生94人、保護者に対して実施。そのうち3年生には▽投票に行ったか▽どの手段で候補者の情報を得たか▽18歳選挙権への賛否は―などを質問。その結果、約86%にあたる81人が投票に行き、インターネット・テレビ・新聞で情報を得て、大半が18歳選挙権に賛成だったという。
また保護者には18歳選挙権への賛否のほか、今後の課題、高校生の選挙への関わり方などを記入形式でたずねた。そのうち賛否に関しては高校3年生と同様、大半が賛成だったという。
発行を直前に控え、部長の江竜君は「今後、18歳選挙権に対してメディアの注目は下火になっていくのは間違いないが、その時に新聞としてどのように関わるべきか、先を考えた構成にしました」と説明した。
16日発行の東高新聞は24ページ構成。「地域と共にある彦根東」をテーマに、18歳選挙権、創立140周年、福島などの特集を組んでいる。江竜君は「東高、彦根、滋賀についてまとめており、全体として1つの流れを感じてもらえるはず。じっくり読むと色んなことを考えさせられる新聞になったと思います」と語っていた。特集の中では老舗店が多い花しょうぶ通り商店街の店舗も登場するという。
発行部数は2000部。希望者は連絡の上で東高まで。問い合わせは東高☎(22)4800。