家庭環境などの影響で不登校や引きこもり、ニートになる子どもや若者が社会問題化している中、市は子どもたちを総合的に支援していこうと相談センターを設置。対象は▽中学卒業後、進学や就労をしていない▽高校や大学を中退後、何もしていない―など不登校やひきこもり、ニートのおおむね39歳までとその家族。
NPO法人就労ネットワーク滋賀(本部・栗東市)の支援相談員が常駐し、電話や面接で本人や家族からの相談に応じ、就労や自立への助言・仲介をする。毎週火曜日には臨床心理士によるカウンセリングを受けることができる。
相談センターでは「『人間関係が苦手で長続きしない』『自分にあった仕事がわからない』などの若者や、『子どもの就職のことで相談したい』『子どもが引きこもって外に出ない』などの悩みを持つ保護者に相談に来てほしい」としている。開所日は平日の午前9時~午後5時(昼休憩あり)。問い合わせは相談センター☎(47)3001。