熊本地震で被災した子どもたちを励まそうと、彦根市立城西小学校(以下、城西小)の児童たちが同じ学校名の熊本市立城西小学校に向けたメッセージカードとビデオレターを制作。12日に児童の代表たちが梱包作業をした。
6月には全国児童418人が一人ずつ名刺大の紙に「震災で大変ですが、がんばってください」などのメッセージを書き、ピンク色の画用紙6枚に「スマイル!」の文字と城西小のキャラの形に貼って作成。また約5分間のビデオレターでは児童たちが城西小についてクイズを出題している様子や、全校児童と教員で先月28日に運動場で作った「絆」の人文字ができるまでが収められている。
この日は児童12人がメッセージを貼った画用紙を梱包し、ビデオレターをまとめたDVDと3年生が作った千羽鶴と一緒に熊本へ送った。同委員会委員長の安達あおばさん(12)=6年生=は「メッセージカードとビデオレターを見てもらって、少しでも元気になってくれたらいいと思います」と話していた。