リオデジャネイロオリンピックに出場する陸上短距離の桐生祥秀選手の激励会が4日、母校の彦根市立南中学校で行われ、桐生選手が故郷に凱旋した。
激励会で桐生選手は南中の全校生徒838人が見守る中、日本選手団の開会式用ユニホームの赤いスーツを着て入場。大久保貴市長と西川正義議長から激励金を受け取り、登場したひこにゃんと記念撮影に応じた。
生徒を代表し3年生の田村昂大君(15)は「テレビや新聞でご活躍の報道を見ると、うれしく誇りに思います。数々の記録には努力と強い精神力があったと思います。オリンピックが終わったら、またお越しください」と語り、保田珠実さん(14)から花束が渡された。
桐生選手は「オリンピックでは最高のパフォーマンスをして、皆さんに喜んでもらえるようにがんばりたい」と決意を述べた。
また市役所には4日、桐生選手のオリンピック出場を祝う懸垂幕(横1・5㍍×縦15㍍)が設置された。