彦根市里根町の公共施設、東山会館が平成28年度に「(仮称)彦根市市民交流センター」に生まれ変わる。同時にこれまでの地域総合センターとしての機能が広野町の人権・福祉交流会館に集約される。
東山会館は人権問題の啓発拠点として昭和54年に設置されたが、東山児童館が併設することもあり、子どもや母親ら地域の交流の場としても利用されてきた。施設の周辺には大型の量販店や団地が建設され、彦根駅東口の開発も進んでいるため、地元住民の要請を受ける形で、市は地域総合センターを移すことにした。
施設名も変更され、今年10月に再オープンする予定。市は条例の素案を作成しており、素案に対する意見を今月31日まで募集している。素案は東山会館、市のホームページ、支所・各出張所、市役所1階の情報公開コーナーで公開している。