若葉小には約60種類の樹木計約2000本が植えられており、今年の6年生は総合的な学習の時間で「若葉の森を後輩に」をテーマに学習。卒業した後も後輩たちに樹木を大切に育てて欲しいとの願いを込めて木製の名札を作った。
矢守ひとみ校長の長浜市内の自宅を拠点に村おこしの活動をしている慶応大学の学生たちも名札作りを協力。若葉小で不要になった学習机を使って、児童たちがデザインした形をショップボットと呼ばれる切削機械で切り取った。郵送されてきた名札に児童たちがペイントとメッセージ、名前を記入し完成させた。
この日は慶応大生9人も来校し、児童たちと一緒に各樹木に名札を取り付けた。アキニレの名札を担当した児童の平尾栞史郎君(12)は「これからも後輩たちに元気に育ててほしいとの願いを込めた」と話していた。また慶応大4年生の加藤瑶(たま)子さん(22)は「子どもたちとの活動は楽しい。色んな形の名札ができて樹木も喜んでいるのでは」と語っていた。