彦根市銀座町の西友などが入っていた5階建てビルが解体されている=写真。銀座のビルがまた1棟無くなることに、同ビル内にあった店舗を利用していた市民からは残念がる声もあがっている。
地元住民によると、同ビルは昭和41年の秋に建設。デパートやスーパーなどを経て、西友、家具店と入れ代わり、パチンコ店が平成8年ごろに閉店したのが最後だったという。
旧イセヤビルや旧マルビシ百貨店が入っていたビルなども取り壊されており、銀座街での相次ぐビルの解体に対し、賑わいをみせていたころを知る住民の一人は「解体は時代の流れで仕方がないが、寂しい思いもある」と話していた。
同ビルは先月半ばから解体作業が始まっており、解体後は高齢者施設が建てられるという。