セブンイレブンジャパンは6月30日から、彦根の名物「ひこね丼」など滋賀ゆかりの3商品を県内の店舗で発売。26日には彦根城博物館で記者発表会を行った。
きょう1日のびわ湖の日を記念し、「食を通して、琵琶湖に関わることを推進していこうと」企画。ひこね丼については今年1月から開発にとりかかり、2月~4月にかけて計3回、彦根市や彦根商工会議所の職員らを対象に試食会を重ねて製品化に至った。
ひこね丼は、市制75周年を記念して募集され、入賞10作品の中から平成23年11月22日に3商品が優秀賞として誕生した。そのうちセブンイレブンで発売された商品は、牛すじ肉と半熟たまご、滋賀県産の小松菜としいたけなどを使用しているほか、彦根と市外を結ぶという意味で結んだ赤こんにゃくを乗せている。税込み530円。
記者発表会には三日月太造知事や大久保市長も参加し、ひこにゃんらとの記念撮影や試食を行った。三日月知事は「彦根とのコラボを考えて頂き、うれしく思う。滋賀県の味を感じ、何度でも食べられる」と話していた。
ひこね丼以外の商品は鶏肉を焼き上げてバーガータイプにした高島市名物の「高島とんちゃん焼き」、安曇川周辺のアドベリーを使った「アドベリーのロールケーキ」。4週間販売し、好評なら継続するという。