滋賀中央信用金庫は彦根営業部(中央町)と本店(近江八幡市)に21日、特殊詐欺などの啓発や観光の情報を提供するバーチャルマネキン(高さ約170㌢)を設置した。
バーチャルマネキンは、人型に加工された画面に画像を投影させる仕組みで、同金庫の制服を着た女性職員が来店客に話しかけるスタイルになっている。小泉町の田中印刷所の製品を1台ずつ設置した。
映像では1クール7分半に、特殊詐欺の防止(2パターン)、交通安全(1)、地域の観光(2)、同金庫の紹介(6)の計11の情報を紹介。警察関連では「振り込め詐欺にご注意ください」「交通事故に気をつけましょう」などと呼びかけ、観光情報では季節ごとにイベント情報を変えながら提供していく。
彦根営業部の寺村康正部長(55)は「地域の活性化の一助になればと設置しました。住民の皆さまのお役立ちにもなればと思います」と話していた。
なお両店舗では、設置したバーチャルマネキンの愛称を募集している。店舗に設置の用紙に記入し応募箱に入れる。6月15日まで。採用者には記念品進呈。